The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

レヴァンジル、14年の歳月で熟す!

2010-03-14 12:08:51 | ワイン
実質1996年のレヴァンジルがこの会のメインを張りました。



ジックリと時間をかけてワイン一本で煮込んだ牛すね肉のキュイジーヌとの相性もOK!



ワイン会も既に3時間を過ぎ、参加したワインヒートの皆さんのお口も滑らか、



気分も高揚、感度も上々の抜群のシッチュエイションでの登場です!



正にコレ以上無い状態でのマリアージュだったわけです。



アメリカの功名なワイン評論家の評価では



点数の後にクエスチョンがつく1996年です!



そのクエスチョンが何を意味するのかも分からぬほどの素晴らしい甘露ぶり!



見事なレヴァンジルではありました。



甘く華やいだブラックベリーのジャミーなアロマに



エキゾティックなトリュフやリコリスのアクセントが心地良し!



筋肉質な果実ですが頑強なタンニンも今や溶け込みつつあるようです。



外交的な素直さは極力慎みつつ思索的でシリアスな左岸のムードも漂わせ



一方では右岸の色気も持ち合わせるレヴァンジル・・・



満足できました!



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1996はここが最安値でしょうか↓


プティ モンド終了いたしました!

2010-03-14 08:53:26 | ワイン
日差しは正しく春を思わせますが、時折冷たい風が肌を差す3.13の夕刻に、



10名のワイン・ヒートが山岸カテドラルに集合いたしました。



その目的はただ一つ・・・



待ちに待った『第53回 ワインとキュイジーヌの夕べ』なんですね・・・



先ずは料理とワインの流れをご覧下さい↓



-Menu-



アミューズー変わり寿司と魚介のマリネ、サラミなど



蓮根とネギのポトフ、チキンの風味で



彩り野菜のサラダに舞茸と山芋のスフレを添えて



牛すね肉のワイン煮込み



デザートーヨーグルトババロワにマンゴーチョコレート、イチゴを添えて



-Wine-



1.NV Champagne Person L'Audacieuse Brut



2.2004 Bourgogne Aligothe Emanuel Rouget



3.2007 Meursault Clos de la Velle Darviot-Blind-



4.2006 Marssanay Patrick Maroiller



5.2005 Gevrey Chambertin Clos Prieur Mark Roy



6.2005 Gevrey Chambertin Aux Corvee Henri Richard-Blind-



7.2002 Ch. Quinault L'Enclos St-Emilion



8.1996 Ch. L'Evangile Pomrol



9.1989 Ortrepo Pavese Barbacarlo Italy-Blind-



番外編-2007 Chambolle Musigny Christophe Chevaux-Blind-



という流れでした・・・



料理もワインもシッカリ食べて飲んでいただきました!



特筆マリアージュはアリゴテとチキン風味のポトフ、更には



最後のオオトリの96’レヴァンジルとワイン煮込みでありました!



口中で虹の様に広がる絶妙の味わいの立体交差!



皆さんはいかがでしたでしょうか?