このワインはもう随分前のことになりますが、
第70回目の『ワインとキュイジーヌの夕べ』のメインを張ったワインでした。
コレまで、中々話題も尽きずにココまで来ましたので、
コメントを載せることが出来ませんでしたが、
やっとそれが叶う機会が出来たようです。
実はこのワイン、ヒジョーに美味しく飲めたんですね・・・
ドウ美味しかったと言いますと、一言で言えば『フィネス』!
『ペロ・ミノ』ファンには申し訳ないのですが、
どちらかと言えば『ペロ・ミノ』は力技傾向のワインが多く、
見れば色濃く、味わいには酸度低めでタンニンバランス傾向、
しかも熟成の『じゅ』の字も無い・・・
それに対して、このワインはモヤモヤとした妖しの香気とアマヤカナ香りに包まれて、
熟しきったプラムとドライ・プルーンのアロマを感じます。
そこには微かなフェロモン様の妖しげな微香と、
中近東のモスクの雑踏を思わすような香りのアクセントがあって、
これらが発露しては消え、消えてはまた湧き出てくるわけなんですね・・・
味わいは、寸分の狂いも無い、正統派のジュブレイの果実を持ち、
酸度は適切で、柔らかな、それでいて内実を確保する堂々としたタンニンが備わっている。
それらが、甘くシナヤカな果実に溶け込んで、
それはもう至福を呼ぶ魔性の液体と化していたわけですわ・・・
この造り手、実はこの辺が狙いどころ?
と思わずにはいられない、一杯ではありました!
第70回目の『ワインとキュイジーヌの夕べ』のメインを張ったワインでした。
コレまで、中々話題も尽きずにココまで来ましたので、
コメントを載せることが出来ませんでしたが、
やっとそれが叶う機会が出来たようです。
実はこのワイン、ヒジョーに美味しく飲めたんですね・・・
ドウ美味しかったと言いますと、一言で言えば『フィネス』!
『ペロ・ミノ』ファンには申し訳ないのですが、
どちらかと言えば『ペロ・ミノ』は力技傾向のワインが多く、
見れば色濃く、味わいには酸度低めでタンニンバランス傾向、
しかも熟成の『じゅ』の字も無い・・・
それに対して、このワインはモヤモヤとした妖しの香気とアマヤカナ香りに包まれて、
熟しきったプラムとドライ・プルーンのアロマを感じます。
そこには微かなフェロモン様の妖しげな微香と、
中近東のモスクの雑踏を思わすような香りのアクセントがあって、
これらが発露しては消え、消えてはまた湧き出てくるわけなんですね・・・
味わいは、寸分の狂いも無い、正統派のジュブレイの果実を持ち、
酸度は適切で、柔らかな、それでいて内実を確保する堂々としたタンニンが備わっている。
それらが、甘くシナヤカな果実に溶け込んで、
それはもう至福を呼ぶ魔性の液体と化していたわけですわ・・・
この造り手、実はこの辺が狙いどころ?
と思わずにはいられない、一杯ではありました!