The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

08’ ドメーヌ・ソガ ヒデオ・ヴァインヤード PR

2010-11-25 18:17:24 | ワイン
10月の勝沼行脚のくだりで、『ドメーヌ・ソガ』の話題をしていましたら、


なんとN野先生が、小布施旅行に行ってらっしゃったということで、


『ドメーヌ・ソガ』をオミヤで、持ち込んでくれました♪


それも『2008 ドメーヌ・ソガ ヒデオ・ヴァインヤード プライヴェート・リザーヴ』


でして、もちろんソコのフラッグシップ・ワインであります!


N野先生には、毎度のことながら、感謝を申し上げます。


『ドメーヌ・ソガ』は、ヨーロッパの品種を中心に、極力自然なスタイルで、


自社畑の葡萄で造られる、日本でも指折りのワイナリーであります!


そこの『シャルドネ』は、T君のオミヤや『ヌッフ』などで、何度か飲む機会があり、


それこそ、日本のシャルドネを遥かに越えた、濃密さとコクを有する代物でして、


気になるところでありました!


今回ボルドー系のフラッグシップをご相伴に預かり、思う事は、


濃厚さの卓越性はその通り、しかしながらボルドーを飲んだ時に感じる、


ヨーロッパ大陸産に見られる、ある種のエレガンスはどうなのか?


と考えれば、やはりどこかに『和』という物、を感じるのはワタクシだけでしょうか?


これは、悪い意味ではなく、マリアージュの点でですが、


和食系(つまり醤油)の食欲を喚起する、ということなんですね・・・


いずれこれも、ワタクシにとっては貴重な経験でして、


数年経った後、またお目にかかれたら・・・と思うのであります!

2000 シャルム・シャンベルタン トレ・ヴィエ・ヴィーニュ ジョセフ・ロティ

2010-11-24 22:17:25 | ワイン
ジェネラリー・スピーキングで、シャルム・シャンベルタンと言えば、


やはりココの造り手を忘れてはいけません!


前にも触れましたが、忘れもしない『1988 シャルム・シャンベルタン ジョセフ・ロティ』


この世の中で、こんなにも濃密なピノ・ノワールがあるのかしらん?


と思ったワインが、そのワインでした!


前回の『オテル・・・』にて、クロード・デュガの直前に、ブラインドで登場したのが、


2000 シャルム・シャンベルタン トレ・ヴィエ・ヴィーニュ ジョセフ・ロティ


だったんですね・・・


ヴィンテージは正直です、そしてドメーヌの造りも正直、


流石のジョセフ・ロティも、2000年はヴィンテージなりの造りのようです!


トレ・ヴィエ・ヴィーニュの織り成す、複雑な香気はそのままに、


果実は優しく解けきり、一方では濃厚なエキスを感じます!


シャルムの外交性と対照的な神秘性を兼ね備えた『トレ・ヴィエ・ヴィーニュ』


バッド・ヴィンテージでも、この世界はロティだけのもの!


そう言っては、ひいき目でしょうか?

初冬の風を切り、ウォーキング再開です!

2010-11-24 00:02:12 | ライフ
ワイン会の連荘もさることながら、藤T弓K体操もアレっきり、


そして忙しさにかまけて、怒涛のウォーキングもサボっておりまして、


ワタクシ、カラダの鍛錬は今や休眠状態だったわけです!


そんな折も折、先日一ヶ月ごとのメインテナンスに、S内科にお邪魔してみたところ、


あの数字が、何とジャンプアップ!


『R-リング・Sトーンズ』ではないですが、


まるでこの数字は『ジャンピング・Jック・Fラッシュ』てな調子です!


で、初冬の中津川の河川敷・・・風もあったか、天気も上々、黒ネコさんもコンニチワ!


そこでいつものペースでウォーキングを開始いたしました!


自宅から河川敷を抜け、中の橋で通りに出まして、そのまま『MOSSビル』まで、小一時間でしょうか?


連休中に2回ほど、トライをしてみました!


三日坊主は無しのつもりですが、明日雪降りますと、そうなるかも?


という事で、いつになってもカラダは絞れません!

2007 シャサーニュ・モンラッシェ ルージュ フォンテーヌ・ガニャール

2010-11-23 23:30:49 | ワイン
『ガニャール』こそ、シャサーニュ近辺に良く見かける名前ですよね・・・


それこそ、当方の会でも、ごく最近ご相伴に預かった『ガニャール・ドラグランジェ』


というのがありましたが、そのドメーヌの娘さんの旧姓の『ガニャール』の前に、


婿さんの『フォンテーヌ』をつけて『フォンテーヌ・ガニャール』となったわけです!


この造り手の白は当然素晴しいのですが、赤もナカナカなもの・・・


07’シャサーニュ・モンラッシェのルージュを、大通りの『忙B』で、


『もどり鰹のお造り』『茄子の煮浸し』を頂きながら、飲む機会がありました。


ココのシャサーニュは中程度の色合いのシナヤカな味わいで、どちらかと言えば『お出汁系』


軽めの仕上がりですが、底アジの妙味があるタイプなんですね・・・


爽やかな酸味があり、地味豊富です!


イチゴ系の小ざっぱりとしたアロマも、立ち上がりが早く、最初から楽しめます!


ですから、その日のお料理と見事なマリアージュを見せてくれました!


漏れ聞く話では、このワインは『小人町』経由らしい・・・


なるほど、センスが光るセレクトではありました!




更にヌーヴォー・行脚は続きます!

2010-11-23 09:31:33 | ワイン
飛び石連休の谷間の月曜日も、当方一人でヌーヴォー行脚に出かけました!


2010年は、中庸のヴィンテージと言いますが、


実はヌーヴォーにとっては、なによりでして、


むしろ、2009年のような過度に凝縮した『スーパー・ヴィンテージ』よりも、


ある意味楽しめるわけなんですね・・・


ですから、この造り手もイイ、あの造り手もイイ、そいでもってあれもイイ、てな調子です!


こんな感じの『イイ、イイ』連鎖で、行脚は続くということです!


さて、昨晩のことに戻りますが、ニギリ3カンと下仁田ネギのキッシュをビールで食べ、


そいでもって、ヌーヴォー・テースティングの準備にかかります。


並んだヌーヴォーは以下の通り!


ラブレ・ロワ


トレネル


フランク・サンカン


ドメーヌ・シャサーニュ 2回目


ルー・デュモン(仲田氏のメゾン)


フランク・ジュイヤール 3L 2回目


フレデリック・コサール 6L 3回目


ドメーヌ・シャサーニュはここ数年の不調ぶりは何所へやら、今年は思いの他見事なバランスです!


フランク・ジュイヤールは、やっと解けた感触で、濃密な果実はホッペ系♪


最後の一滴まで頂いたフレデリック・コサール!妖しの風味にゾッコンです!


そして、その日の初お目見えの4本では、ワタクシとしてはフランク・サンカンに一票!


濃い目の果実と、甘酸っぱい香り、そして調和のある味わいに魅了されました。


ヌーヴォー行脚はもう少し続きます・・・