釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】真冬の手強いショウサイフグに苦戦する (2025/01/25 ショウサイフグ 野毛屋)

2025-01-31 06:02:00 | 釣り
野毛屋さんでは冬場のアカメフグ狙いが終了し、ショウサイフグをメインにトラフグも釣れるかもという釣りに移行した。

水温が低い時期だからショウサイ狙いは数は出ないだろうね。


(毎度。)

野毛屋さん5:00着で22番目。
宿隣の駐車場に滑り込めた。

真冬で風が吹く予報なのに皆さん乗りますねー。

釣り座は右舷舳2番目をチョイス。
うねりで揺れるだろうけれど有利な釣り座を選択した。


(本日は第十忠丸。)

船上で準備していると乗り込む人たちは左舷が多い。

総勢18名のところ、左舷に13名で右舷は5名。
余裕の釣り座になるかと思いきや、健船長から促された3名が右舷に移動してバランスが取られた。

釣り方のレクチャーに大勢集まったから初心者が多いのだろう。
1月4日放送の「青空レストラン」に健船長が出演した影響ではなかろうか。


(出船。)

出船して平潟湾を出ると風が6〜7mほどか。
当初予報より強くなく、海はうねりはあるものの想定していたよりもマシだ。

これなら何とかなるかな。
寒さは堪えるけれど。


(釣り開始。)

近場からやっていくということで八景沖で釣り開始。

ここは数を確保するためのコモン狙いだろう。

カットウはノーマルでスタート。
水深が25mほどあるから、うねり対策としてオモリは丸型10号指定。

暫し誘っているとサクッと掛かったのはピンポン玉サイズに膨れたマイクロコモンフグ。
速攻リリースね。


(潮はこんな感じ。)

ネチっこく誘っても無反応でエサも食わない。
アタリも触りもないまま1時間、突然サクッと掛かって型を見た。


(8:41に1匹目。)

ギリギリキープサイズのおチビコモン。

潮がないから低活性なのか数目当てのコモンでこんなに苦労するとは嫌な予感がするよ。

数が出ないから健船長は見切りをつけて、ショウサイフグ狙いで大きく移動する。

結局、八景では1匹止まりよ。


(大貫沖。)

やって来たのは大貫沖。
久し振りだ。

アンカーを打っての掛かり釣りで再開。

水深が浅いからオモリをナツメ10号に変えて、仕掛けもチラシの変形の特製カットウ仕掛けに変える。

この特製仕掛けは鮎の友釣りの仕掛けにヒントを得て自作したもの。

投入していきなり結果が出る。

誘いでサクッと掛かると横走りしてグングン引く。
良型の引き味を堪能して揚がったのは30cmクラスのショウサイフグ。

右隣の方の胴突き部分とオマツリしながら取り込んだ。


(大型だ。)

大貫沖の船中1匹目をゲット。

掛かりどころが腹付近だったから良く走ったのだね。

健船長にオマツリを解いて貰ってから記念撮影。
お隣さんには胴突き仕掛けを切り刻んで貰っちゃってお詫びを申し上げる。


(霧雨も降って来た。)

特製仕掛けはチラシに比べて誘い時の抵抗が少なく、エサバリが掛バリとしても機能するから掛かる確率が上る。
我ながら機能的な仕掛けだと自画自賛。

次に掛けたのは突っ込むような引きを見せる。
これは魚が違うぞ。

揚がったのは、


(嬉しいゲスト。)

マゴチ。

35cmくらいで小型だけど嬉しいお土産だ。
これが獲れたのも特製仕掛けだからだろう。

(寒いっす。)

当初は時速1匹だったものの、時間を追うごとにペースが落ちる。

アタリ、触り、気配すらなく、エサも食われない。

フグがいるのかいないのか、いても反応しないのか定かじゃないけれど渋いことは間違いない。

手を変え品を変え色々試すものの取っ掛かりがなく、愚直に誘いを繰り返すしかない。

(寂しい桶。)

この状況を腕で打破できるものなのか、所詮人は自然には敵わず、どうこうしようとすることは奢りでしかないのか。

悶々とする中で人事を尽くすしかないのでしょうね。

沖あがりの時間が迫り、場所変えとともにここが最後とのアナウンス。

すると、ゼロテンで触りが出る。
すかさず反応してアワセるとビンビン手に来る活性反応。
掛けた!

久し振りの引きを味わいながら抜き揚げる。

(14:27に5匹目。)

アベレージサイズのショウサイフグをゲット。

移動後1匹目の「型見たよ」アナウンスをいただきましたよ。

続いて船中2匹揚がったそうで、この場所で捌き始めるとの船長アナウンス。


(本日のフグ。)

あがり間際に獲ったことで集中力がアップ。
積極的に周りにいるヤツを捕まえようとキャストを繰り返したものの、捌きタイムでの追加はなし。

沖あがりを迎えた。


(沖あがり。)

結果は5匹。

船中型を見なかった人がそれなりにいたようで厳しい状況だった。

もう少し反応があれば愉しめたのだけれどうねりと寒さも手伝って苦行に近かったな。

収穫は特製仕掛けの有効性を実感出来たこと。
今後のために量産せねばね。


・ショウサイフグ : 4
・コモンフグ : 1(リリース:1)
船中0〜8
若潮


🐡

【釣】釣行前記 (2025/01/25 野毛屋)

2025-01-27 05:53:00 | 釣り
2025年2度目の釣行は野毛屋さんでショウサイフグ。

初釣りがお年賀仕入れ釣行のアジ・フグだったから、今回が本当の2025年のフグ釣りスタートと言えよう。

野毛屋さんではアカメフグ狙いが終わり、健船長のショウサイフグ船とユキちゃん船長のトラフグ船が出船中。

もう一回アカメフグのチリ鍋を味わいたかったけれど終わってしまっては仕方がない。
トラフグは釣り的な興味をそそられないからここはショウサイフグ一択だ。

まだ水温が低くショウサイフグのご機嫌が良いか気になるし、風が吹く予報で海のコンディションにも懸念がある。

それでも行きますよ。
風とうねりにもある程度は対処できる。

目標アベレージのツ抜け目指して頑張ります。


🐡

【感】釣りフェス2025 マス釣り体験

2025-01-24 06:01:00 | JOFI神奈川
「釣りフェス2025」で今年もJOFI神奈川でマス釣り体験を支援するため、1月17日(金)〜19日(日)の3日間、パシフィコ横浜に通いました。



昨年から実釣指導は学生らに任せ、我らインストラクターは学生の指導と裏方仕事に回ります。

1月17日(金)は4班、18日(土)・19日(日)は6班体制で2班ごとに1時間枠でサポートに入りました。



17日(金)午前のビジネスタイムは招待客の小学生にマス釣りを体験して貰いましたが、プールの水温が低くてマスが低活性で口を使わず、ほとんどの小学生がボウズという悲惨な状況でした



TBSの「ひるおび」の生中継取材も入りましたが、同じく低活性で話にならずアナウンサーの方も残念ながらボウズ。

プールの水温が上がってきた午後になってようやくマスが食い始める状況でした。



私は17日(金)の午後には全日本釣り団体協議会(全釣り協)のブースでインストラクター勧誘を担当しました。

東京、神奈川、埼玉、千葉のJOFIからそれぞれ1名が来て、将来の仲間を勧誘します。

「釣りインストラクター」と言うと敷居を高くしてしまうようですが、「釣りを通じたボランティア活動」と伝えると興味を持って話を聞いてくださる方がおられました。

みなさん同じ釣り好き、釣りが出来る環境を将来に渡って保全し、子どもたちに釣りの愉しさを伝えたい思いは持たれているのでしょう。


18日(土)、19日(日)はマス釣り体験のサポートの合間に全釣り協ブースのお手伝いにも行きました。

9年前に私自身がフィッシングショーで勧誘されてインストラクターになったので、一人でも多くの次世代の仲間を増やしたい思いからです。

日に数人は前向きに検討いただける方がいました。



マス釣り体験の方は日を追うごとにマスがスレて厳しくなりました。

ほぼリアクションでしかエサを食わず、アタっても食いが浅くてバラしが増え、リミットメイクがならずボウズになるお子さんも出てしまいました。

500円を払っていただいているのに申し訳ないですし、中には泣いてしまうお子さんが出るのが一番堪えます。



それでも魚が掛かって活力ある引きを体験したり、大物やアルビノを揚げて喜ぶお子さんたちの姿には癒されました。

釣ったマスを手にニッコリ写真撮影したり、家に帰って自分が釣ったマスをご家族で食べた体験が釣りへの興味や益々釣りが好きになるきっかけになれば、活動している我々も嬉しい限りです。




休憩時間には各ブースを見て回りました。

特にDAIWAのブースへはN会長にお付き合いいただいてテスターや設計者の方に紹介いただき、購入候補の鮎竿の説明を受けた上で手に取って比較が出来ました。

お陰様で今年買う鮎竿が決まりましたよ。



3日間フル参加で疲れましたが、年1回のお祭りに参加するような感覚で充実感が得られました。

また来年が愉しみです。


🐟

【食】マゴチの刺身・塩焼き・潮汁

2025-01-20 06:29:00 | 釣魚料理
初釣りでの釣果のアジとフグは妹夫婦の家でいただいて、残りも置いてきた。

なので我が家の分はゲストのマゴチのみ。
久し振りのマゴチだから我が家でいただこう。


(マゴチ。)

マゴチは「夏のフグ」と呼ばれる夏が旬の白身魚。
旬でなかろうが冬でも十分に旨いはず。

楽しみね。


(定番。)

マゴチの刺身。

3日寝かせて熟れた旨味はフグとはまた違った趣き。

久し振りのマゴチ旨いな。


(アテに。)

マゴチの胃袋。

胃袋を開いてヌメリを取り湯がく。
冷やして水気を切ったら切りつけてポン酢でいく。

全く臭みがなく、新鮮だから味わえる釣り人の特権ね。
コリコリの歯応えが良いアテになる。


(欠片ばかりですが。)

マゴチの塩焼き。

歩留まりが悪いマゴチは身を大きく取れない。
刺身分を確保するためにカマ部と尾の身側をブツ切りにして塩焼きにする。

パリッとした皮とホックリした身が堪らんよ。

(定番。)

マゴチの潮汁。

マゴチでは必ず仕立てる品。
マゴチはアラから良い出汁が出るから味わわねば勿体ない。

椀種とした割った頭もお楽しみ。
プリプリの頬肉や目や口元のゼラチン質も味わい尽くす。

上質な脂が浮いた濃い旨味は白身魚の中でも力強い。

やはりマゴチは汁で真価を発揮するな。

(集合写真。)

船釣りを始めた頃は足繁くマゴチ釣りに行ったのだけど、最後に乗ったのは8年前か。
すっかりご無沙汰だ。

久し振りに釣ってみたいな。


🐡

【感】釣りフェス2025

2025-01-17 07:25:00 | JOFI神奈川
今年も開催されます「釣りフェス2025」。

パシフィコ横浜で1月17日(金)〜19日(日)の3日間、過去最大の出展数とのことで期待が高まります。

JOFI神奈川では毎年「マス釣り体験」の運営をサポートするのが恒例で、主催サイドの要請を受けて今年も参加します。

3日間パシフィコに通い詰めになりますが頑張ります。



と、いうことでパシフィコ横浜ナウ。


🐡