久しぶり(ほぼ一ヶ月ぶり)にSayadaw U PandiraのIn This Very Lifeのなかの七覚支について解説した章を取り上げる。この場でその内容をあくまでも私自身の実践上の関心から要約し、感想を付け加えたりしながら、紹介しするという作業である。(客観的なまとめではなく個人的な関心からのノート程度のものであり、まとめについての責任は私にある。)
七覚支は次のようなものであった。
1)念覚支
2)択法(ちゃくほう)覚支
3)精進覚支
4)喜の覚支
5)軽安覚支
6)定の覚支
7)捨の覚支
現在2)択法(ちゃくほう)覚支のところを取り上げている。
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◆択法覚支Investigationの原因
択法覚支Investigationは、どのようにして起こるのか。ブッダによれば原因は一つである。自然に湧き起こる洞察、直接的な知覚である。そのような洞察を実現するためには、マインドフルネスを活性化しなければならない。そうすれば、心は現象の本性への洞察を得るであろう。そのためには、賢明で適切な注意が必要なのである。心を対象にマインドフルに向かわせるのである。そうすれば、最初の洞察、直接的な知覚を得るのである。
択法覚支Investigationが起これば、さらなる洞察は、子どもが幼稚園から高校、大学へと進むように、自然に順番に続いていくのである。102
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要するに思考を介在させずに直接的に知覚するということだろう。日々の瞑想、あるいは日常生活の中でのサティあるのみ。瞑想では、思考が湧き上がってきたら「思考」とサティし、直接的な知覚に戻る。腹の膨らみなら膨らみに戻る。そのシンプルな繰り返しである。その繰り返しのなかで徐々に思考が少なくなっていく。思考に邪魔されずに腹の動きそのものを見るようになる。そうくことを繰り返すなかで、直接的な知覚が何であるかが分かっていくのであろう。
七覚支は次のようなものであった。
1)念覚支
2)択法(ちゃくほう)覚支
3)精進覚支
4)喜の覚支
5)軽安覚支
6)定の覚支
7)捨の覚支
現在2)択法(ちゃくほう)覚支のところを取り上げている。
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◆択法覚支Investigationの原因
択法覚支Investigationは、どのようにして起こるのか。ブッダによれば原因は一つである。自然に湧き起こる洞察、直接的な知覚である。そのような洞察を実現するためには、マインドフルネスを活性化しなければならない。そうすれば、心は現象の本性への洞察を得るであろう。そのためには、賢明で適切な注意が必要なのである。心を対象にマインドフルに向かわせるのである。そうすれば、最初の洞察、直接的な知覚を得るのである。
択法覚支Investigationが起これば、さらなる洞察は、子どもが幼稚園から高校、大学へと進むように、自然に順番に続いていくのである。102
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要するに思考を介在させずに直接的に知覚するということだろう。日々の瞑想、あるいは日常生活の中でのサティあるのみ。瞑想では、思考が湧き上がってきたら「思考」とサティし、直接的な知覚に戻る。腹の膨らみなら膨らみに戻る。そのシンプルな繰り返しである。その繰り返しのなかで徐々に思考が少なくなっていく。思考に邪魔されずに腹の動きそのものを見るようになる。そうくことを繰り返すなかで、直接的な知覚が何であるかが分かっていくのであろう。