瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

一日断食の復食日

2006年02月20日 | 断食・少食
目覚めはよい。食べ物の夢を見ることもなかった。コップ一杯の水とスイマグを飲んで、資源ごみを出してから、心身ともにすっきりした感じで通勤電車へ。空腹感はまったくなし。胃腸が休息している感じがよく分かる。体の濁りがいくぶんかとれている感じだ。これは主観的な感じだが。

電車の中では最初の20分ほど新聞に眼を通してから、ケン・ウィルバーの『統合心理学への道』を読み始める。600ページにもなる大著だから持ち運びに大変だが。

職場についてすぐ、柿の葉茶を一杯。午前中は、それに玄米茶一杯だけ。いたって快調で空腹感もなし。朝食を抜くと頭が廻らないなんてウソ。朝食どころか昨日一日食べていないが、むしろ調子よく、頭も冴えている。昨日多少あったイライラ感もまったくなかった。

11時50分ごろ、チャイを一杯。それから一仕事して、12時50分より復食。結局、いつもと同じように野菜サラダ数種400グラムだが、ゆっくり噛んで食べた。それだけで腹が一杯になったが、ポタージュスープを一杯飲んだ。これで復食だ。

4時頃、鮭のおにぎりひとつ。生の発芽玄米三口ほど。これで帰宅時になっても腹は空かなかった。結果的に今回は、金土と少食が続いた。それで胃袋が小さくなっているのかも知れない。
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一日断食と瞑想

2006年02月19日 | 断食・少食
◆朝の瞑想
思考は時々あるが、それに抵抗するという感じがあまりない。思考が来たら来たで、そのまま見つめている感じ。抵抗しようとしていないから、心理的に楽だ。思考に巻き込まれることもない。

◆16:00
金曜の昼から今日の昼までの48時間断食は挫折したが、今日一日と明日の昼までの断食は、実行中。昼ごろ、野菜ジュースと無糖のココアは飲んだ。昨日までがかなり少食で来ているので、今日はどうかなと思ったが、いまのところ順調。

胃は充分に休まっている感じで、気持ちよい。ただし、これは断食中いつも感じるのだが、時々イライラ感が来る。これには充分に注意し、自分で自覚して、間違ってもそれを家族に対して出してはならない。

◆22:30
その後は、ずっと順調。イライラすることもほとんどない。用事で外出する。歩いていると、むしろ体がすっきりと感じられ、気持ちよい。夕方からは、パソコンに向かって持ち帰りの仕事。夢中になっている間は空腹のこともすっかり忘れている。夕食時、おかずのロールキャベツのスープだけ飲む。これがうまかったこと。

夜もパソコンに向かう。やはり、集中すると腹のことはまったく意識にのぼらない。瞑想をしたかったのだが、時間をとるのは無理のようだ。いや、少しだけ時間がとれるかもしれない。ぜひとろう。

ふだん、食べ始めるとかなり食べてしまう傾向があるので、一週間に一回こうして断食するのは必要だと思う。体が澄んでいくのを感じる。脳のシーンとした感じも心地よい。

明日の昼は、職場なので復食の内容は少し考えなければならない。炊いた玄米と梅干とゴマを持っていって、おかゆを作るか。それともリンゴを食べるか。生の玄米を食べるのは止めておいた方がよいだろう。
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48時間の断食02

2006年02月19日 | 断食・少食
◆断食23:55
結局、48時間の断食は挫折。午後三時すぎにビスケットを二切れ、つづいて菓子パンを食べてしまう。それより午後、軽い頭痛があったが、この頃からひどくなり、少しふとんに入る。

昨日、夜中の3時過ぎまでコタツでうとうとしたときに冷えたらしい。それから少しパソコンに向かい、床に入ったのだが、体が冷え切っていて、なかなか寝付かれなかった。食べていなかったのでよけいに冷えたかも知れない。それが頭痛につながったようだ。

頭痛は何年かぶりだ。寝冷えで頭痛などしなくなっていたのだが。しかし、回復は早かった。寝て一時間ほどうとうとすると頭痛は治っていた。結局4時間ほどゆっくり疲れをとった。昔よく頭痛に悩まされていた頃は、こんなに回復は早くなかった。

そのあと夕食。48時間断食は中止。断食は挫折だが、昨日は昼食のみ。今日は、一食半という少食ではあった。明日、いつもの一日断食を実行するつもり。

◆瞑想
夜10時ごろから30~40分の瞑想。少し寝て疲れがすっかりとれたせいか、とくに身体感覚がはっきりした瞑想だった。いつもより身体の個々の感覚が客観的にクリアに感じられていた。
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48時間の断食1

2006年02月18日 | 断食・少食
◆断食14:05
昨日、昼食に野菜サラダと生の発芽玄米。プルーンなど。ただし、発芽玄米はいつもより多く、16時過ぎまでに一合(120g)を食べた。夕飯は抜いた。寝る前に無糖のミルクココア一杯と野菜ジュースを少し。

明け方に食べ物の夢を何度も見た。一つは、断食のつもりだったのにしっかり食べてしまって、しまったと後悔している夢だった。断食中に食べ物の夢を見たのは初めてである。これは、夕食を抜かすと空腹感の絶頂が明け方に来るからであろう。案の定、起きたときには空腹感はなかった。予想どうりである。

夕食を食べて翌日からの断食だと、空腹感の絶頂は日中にあり、午前0時を過ぎると、空腹感はなくなる。だから食べ物の夢はみないのだろう。

今回は、ゆるめの断食として、朝からミルクココアや野菜ジュースは飲んでいる。また何回か報告したい。

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進化と空性

2006年02月18日 | 読書日誌
◆『存在することのシンプルな感覚』より

「わたしたちは「スピリット」や「空性」を、何か時間における進化の頂点、すなわちオメガ・ポイントに発見するのではない。むしろ時間と進化のサイクルから、あるいはそのなかで収縮し続けることから降りてしまうことによって発見するのである。

言い換えれば、確かにあなたが時間の外へ飛び出すこと、進化のサイクルから飛び降りて、非-時間それ自体に入ることをするためには、ある種の進化のプロセスを経ていることは必要である。しかし、この時発見するもの、それはあなたの本来の「自己」、ビッグ・バン以前の「自己」であり、時間の世界に先立って、今、ここで輝き、時間の侵食、空間の運動の病から解き放たれているものである。」162(『統合心理学への道』より)

ここにも進化のプロセス(魂の成長)と悟りとの関係が語られている。進化のプロセスは必要であると同時に、一方で悟りは進化という時間の侵食からの解放であるという。このパラドックス!! しかし、このパラドックスをしっかりと視野に入れていることにウィルバーの魅力がある。
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