国道５７号の開通！思い出の阿蘇へ！

　熊本地震から4年半が過ぎました。地震で、同県南阿蘇村立野で起きた、大規模な山腹崩壊で大量の土砂に埋もれ不通となっていた国道57号が、熊本県内での工事を終え、3日開通しました。国道57号は熊本と大分を結ぶ大動脈、新コロナの影響もありますが、大幅に減少した観光客が、1日も早く元に戻る起爆剤となればよいと願っています。

　子ども時代のほとんどを過ごしたのは門司市(現在は北九州市)ですが、生まれたのは阿蘇黒川村(現在は阿蘇市)です。

　サラリーマン生活を終え、熊本に住むことになってからは、愛車を駆って久住や阿蘇によく出かけたものです。75歳の時に自動車運転免許証を返納しましたが、残念なことに阿蘇に出かけることができなくなりました。

　熊本・大分を結ぶJR豊肥線は8月に開通しました。3日に国道57号も開通したことから、阿蘇が随分と近くなった感じがします。近く、バスや汽車を使って10年近く訪れることのなかった阿蘇を訪れ、阿蘇の大自然を満喫したいと思います。その日が待ち遠しくてなりません。

 

まあーるいまるい！・１５夜のお月さま

　”今日は１５夜”仲秋の名月。まん丸いお月さまが、我が家の小さな庭を昼のように明るく照らしている。

                   　                  

    農家では、お月さまに作物の豊穣を願ってススキとお団子をお供えしたものだ。いまでは多くの家庭で、この行事が引き継がれている。

　ススキだが、以前は、野や山、川岸や土手など、いたるところで見かけたものだが、最近はめっきり少なくなった感がある。散歩の途中などで見かけることはほとんどなく、探すのにも一苦労。近いうちに、稀少植物の仲間入りするのではないかと、少し心配になってくる。

　秋の夜長。老人夫婦、月の灯りの下で、残り少ないこれからの人生。老後の心配ごと、介護施設は、お葬式は、お墓は、と話題は尽きない。じっくりと語り合った。