n45-50

ロシア・サハリンと北海道を結ぶ架け橋ネット。
サハリン州には。、ロシア人もウクライナ人も住んでいる混住地域です。

サハリン報告 光ケーブル「サハリン・ロシア大陸埋設完了」

2007-06-26 16:58:25 | 情報
いよいよ、サハリン州と北海道は近くなる。
それは、光ケーブルの埋設により世界規模の情報交換が可能になった。
今秋に完成予定であったが、すでに三ヶ月も早くサハリン州とロシア大陸間の工事は終了した。
今後は、サハリン・ネベリスク市と北海道・石狩市 間の海底ケーブルの埋設工事が予定されている。
この開通で多角的な情報が交差する事になる。
それにしても、ロシアの対応の早さには驚きである。
ASTV NEWSより
約200キロメートルのファイバーケーブルが、ようやくサハリン州と大陸とを結んだ。
「トランステレコム」社によると、ハバロフスク地方の「ソビエツキーガワニ」からサハリン州イリイヌスキー村まで、タタール海峡の海低に沿って、ケーブルの巨大な敷設工事を完成したとのこと。
海底システムの安全のため、海底地表に直接1メートル以上、ケーブルが埋設された。
ファイバーケーブルの商業利用は、担当の委員会の判断をもらい、許可書類を取得した後に始まるとのこと。
サハリンの人は新しいケーブルで、インターネットサービスの高速送受信と近代的な国際・市外通信を利用することが出来る上、地区の社会経済発展の加速化にもつながる。
このプロジェクトは、ここで終わってはいないが、次は国際的規模で続けられ、サハリン州から北海道まで約570キロメートルの光ファイバーケーブルが敷設される予定である。
このケーブルは直接、ロシアのネベリスクと日本の石狩港を結ぶ。
今年2月、ミハイル・フラトコフ首相の日本訪問の枠内で、この敷設に関する契約が、日本の「NTT Com」社と、ロシアの「トランステレコム」社との間で調印された。
加えて、海底ケーブルはロシア領土を通じ、ヨーロッパと東南アジアとをつなぐ、初めての遠距離通信網の構築を可能にする。

現在での通信システムでは、電話回線によるものである。
サハリン・北海道間の動画交信では「時間が掛かりすぎる」欠点があった。
サハリン・石狩市間のファイバー開通では動画も可能である。
災害時「特に地震予知及び地震発生」での情報交換に期待が持たれる。
サハリン→北海道
写真・間宮海峡 この海峡に光ケーブルが埋設された。
コメント
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