n45-50

ロシア・サハリンと北海道を結ぶ架け橋ネット。
サハリン州には。、ロシア人もウクライナ人も住んでいる混住地域です。

特集 Keiの見たサイゴン報告

2007-11-15 08:25:52 | 情報
 サイゴン市内大動脈=大通りの混雑は、この写真の工事現場が大きな原因です。
普段ですと目的地まで10分程度でいけますが、この工事で迂回をして三倍程の時間がかかります。
それにしても、バイクと市民凄まじい光景でしょう・・・

 私は、シバラク四日間程度旅に出ます。
人影の無い・・・海岸に向かって・・・良いBlogの素材がありましたら帰ったら投稿します。では、又

サイゴン・Kei

最近のベトナムNEWSより

「微笑みの国、ニッポン」
 「日本」と聞けば、咲き誇る桜や、雄大な富士山を思い浮かべることだろう。日本人の笑顔を思い出す人は少ないかもしれない。だが日本に行けばあなたもきっと――。


 日本に着いて、最初のそして最も強く心に残っている印象は微笑である。それはどこででも見られる。道を尋ねようと人に近づき、「すみません」と声をかければ、直ちに微笑みが返され、熱心にこちらの話を聞いた後、丁寧に答えてくれる。


 成田空港に降り立った我々留学生は出入国管理官の微笑と、丁寧に手続きを案内してくれる姿に驚かされた。その次の驚きはバスの運転手の笑顔だ。運転席に座る白い手袋、制服姿の運転手は、客が乗るたびに頭を下げ、「こんにちは」と声をかける。その数かぞえてみると、実に32回にもなった。


 ホテルやレストランの係員、お店の店員、旅行ガイドなどは言わずもがな。我々留学生は、日本に来たばかりの頃には知らないことが多く、学校の職員にいろいろと尋ねたかった。だがベトナムのように、怒鳴られたり、取り合ってくれないのではないかと思い、尋ねられずにいた。

 しかしいざ尋ねてみるとどうだ、受付係りから警備員まで非常に嬉しそうに教えてくれ、以前に教えたことの結果はどうだったか、と聞かれることすらあった。


 さらなる驚きは、自治体職員の笑顔だ。滞在登録に行けば、冷たい表情とぶっきらぼうな質問はなく、代わってそこにはいつも笑顔があった。書き間違えれば笑って新しい紙を渡し、丁寧に書き方を教えてくれ、手続きはものの5分で済む。


 留学中に日本人の笑顔、仕事振り、礼儀正しさを見るにつけ、ベトナムで衣料品店の店員に冷たくあしらわれ、大学の職員に罵倒され、企業の警備員に脅かされたことを思い出し、悲しくなるのだった。


 留学を終え、日本に別れを告げ、我が愛すべきベトナムに帰ることになった。タンソンニャット空港で入国手続きの列に並ぶと、以前友人が冗談混じりに言った――笑わない空港職員がいれば、そこはもうベトナム――というそれを感じることになった。
なぜだろう、日本の微笑を思い出した。

(Thanh Nien)
コメント
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