猫の妙術 2008年05月20日 23時41分23秒 | 武術・身体系 「我があるから敵があり、我がなければ敵もない。」 だいぶ以前に、武術家の甲野善紀さんの講演会で耳にして、 ハッとさせられた言葉である。 江戸中期に流布したという『田舎荘子』の中の一編、 『猫の妙術』は、武術の書らしいが、初めて読んだとき大変面白かった。 甲野さんの最初の言葉は、道に通じた先人ならば、誰が述べていても おかしくないが、『猫の妙術』から引かれているようにみえる。 『猫の妙術』は、 . . . 本文を読む