川上未映子みたいな人たちに思う。 2010年08月22日 11時27分19秒 | コギト 川上未映子の『ヘヴン』という小説を読んでいた。 芥川賞作家だが、彼女の作品を読むのは初めてである。 長々と饒舌な会話体を用いる作家かと思っていたが、 この作品はそんな文体ではなく、読み易い。 共にいじめにあっている、中学生の男女が手紙で文通し合うという 話だが、地味なようでつい読ませられてしまう上手い作家である。 文中に<メールと手紙>の違いについて、 メールは発信内容が残るので、読み返し可能 . . . 本文を読む