『死都日本』(石黒耀)を読む。 2011年04月30日 16時50分10秒 | 読書・鑑賞雑感 東日本大震災の一ヶ月前、二月の上旬に南九州の霧島山・新燃岳が 噴火した。当時はあまり気にも留めていなかったが、『死都日本』 という小説を読んでいて、少し恐ろしくなった。 霧島火山というのは、いくつかの火山の集まりだが、その起源に 30万年前に破局的噴火をして以来、眠ったままの加久藤(かくとう) 火山が存在するという。小説では、長径16キロの巨大なカルデラ火 山である加久藤火山が破局噴火する。 . . . 本文を読む