「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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何故、東京人に大分移住が向くと考えたか、大分講演部分書き起こし。『チェルノブイリ・ハート』無料配信。

2012-12-13 02:41:03 | 福島第一原発と放射能

 清水寺で発表されることしの漢字は「金」でした。金メダルなどの連想からの「金」らしいですが。。。去年の「絆」だったのが、今年は「金」。日本のリアルを見事にシンクロさせてくれる。そして、キンというよりカネ。いまの日本そのまま。亡国です。

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 僕が大分講演で地元の方たちが、特に大分に関して僕が話したことを書き起こして下さいました。放射能被爆の危険から少しはみ出していますが、どうして避難・移住先として、大分を魅力的に感じたかが、うまく僕がしゃべっています。自分がしゃべる方が早い人間だなあと、思いながら紹介しておきます。なんというか盲点だったんですよね。大分。津久井のガレキを阻止したことで、なんだろうという意識が僕の中でもたかまっていたのですが、行くと思わぬことがわかるということです。僕の講演からの書き起こしです。

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 「多分今、この問題で講演していない県は青森とか栃木くらいなので、ほとんど全国に行って、全国どの状況でっていうのが、大体ちょっと捕捉できている感覚なんですよね。その感覚で言うと、大分って言うのは、あの、長らく来ていなかったこともあって、イメージがずっとなくて、ま、御免なさい、単純に、田舎と思っていただけなんですよ。頭の中では。だけど、来てみてわかったのは、多分今、東京の人が、移住をしたいと思っている、実は、潜在層っていうのは、結構いると僕らはみているんですが、その人たちが、いろんな心理的なハードルがいくつもいくつもあって、個人のことはいいんですけど、具体的に来た時に、生活がうまくできるのかと、そういうことで、悩んでいる人たちが いっぱいいるんですよね。

 例えば、東京との生活を比較して、利便性があるのかだとか、暮らしやすいのかだとか、地域特性が強すぎて、しんどくないのかとか、そういうことの流れの中で、実は、選択できるチョイスというのが、もともと西日本のほうにあるいは北海道に、ご実家のあった方ならともかく、そうでない方たちが、悩んでそういう相談を僕にして来るんです。そういう観点で考えるときに、大分っていうのが、あんまりイメージがなかったんです   けど、来てみてわかったのは、多分、東京の人たちにとっては、楽ですね。ここは。物すごく楽ですね。これねえ。あの。今回来ての一番の発見は、実は、それだったんですよ。つまり、例えば、熊本に、避難者の人っていうのは、すごく今増えているっ て言われてます。ですけど、熊本は、僕、何回も伺ってますけど、行けども行けども思うのは、多分、熊本で生活していくのは、なかなかしんどいだろうな、というのが、いろんな実感でわかっているのが、熊本のいろんな県民性とか、地域特性とか、町の作り方とか見てて、新幹線の利便性っていうポイントはあるけれども、本当に難しいだろうなと思って見ていて、大分はまったく、御免なさい、まったく考えていなかったんですよ。

 本当にイメージがなくて、で、あのね、難しいのは、大分と宮崎っていうのは、テレビ局の数も少なくって、僕、もともと、テレビ業界の人間なんで、要は、ひとつの局がしかないようなところで、情報が一番日本国内の中で、中央に入りづらい何箇所かのうちの一つ なんです。大分って。

 だからそういう観点もあって、しかも自分がたまたま、17、18年前の機会以来、たまたま来ていなかったので、まったく情報がなくて、久しぶりに来てみて思ったのは、ここは、東京の人にとって、すごく楽です。町の作り方、昨日夜中に、別府から大分に車で移動してみたんですけど、そういうことも含めて見てると、東京から神奈川にかけての、あるいは伊豆のほうにかけての湾岸の流れ方と、非常に似ている。すんごい似ているイメージ。しかもはっきり言うと、こっちの方が断然にいい。景色も含めて。そういうビューポイントがあったりして、なおかつ、都市部の都市環境が、もちろん車中心ですけど、その車のあり方も含めて、きちんとされてる。そういう場所って、そんなに 無いんですよ、全国的に。

 今岡山に実は避難者が集中してます。非常に集中してます。例えば、僕の講演会をしたり、この前、ヘレン・カルディコットっていうオーストラリアの女医の先生の講演会を岡山でやったのは、確実に岡山なら集客できると僕らがふんで、やったんです。実際その通りやっぱり、岡山では集客できたんです。で、来ている人の6割方の人たちが、避難者なんです。で、その避難者達に、最近ちょっと増えだしたのが、ようやく宮城の避難者。宮城の避難者の人が、二桁台の状態になってきて、やっぱり東北で気付いている避難者達っていうのの内訳は、実は宮城の方が多いです。で、福島の人たちは、もう、あの時点から、やばいと思って出ている人たちで、それは、あんまり遠隔地には 、なかなかみんな一切、行かないんですよね。だから、一番単純に行ってしまう人は山形に行っちゃう。あるいは、意味がなく宮城に行っちゃうという人もいて。で、ちょっと、汚染のことをきちんとわかっていれば新潟まで行くんです。そういう福島の避難者の方たちが周辺に多いのと比べると、西日本に避難して来るのは、圧倒的に首都圏の人たちです。で、それの、多分、一番、ファーストチョイスが、ま、地震も少ないことも含めて、岡山というチョイスがずっとされていることは、ほとんど間違いない。ま、移住に関して岡山を勧めるような本が出てたりもしますから、そうしたことも含めて、なるんだと思います。別に僕は岡山をものすごくいいとか、岡山に行くべきだとか、あんまり言っていないのに 、どんどん岡山にばかり避難者が増えるのは、まあ、新幹線で、利便性が良くて、何かあった時に、東京に帰りやすいとか、そういうことが色々影響しているんだと思います。

 その意味で、大分は遠いんですけど、遠いんですが、多分、東京の人が、街を見て、街の感じを見たときに、入りこみやすい、生活がしやすい、自分たちが生活をしてきた、例えば首都圏の郊外とかと非常にイメージが近い。しかも、なおかつ、色んな大分の方と話をしていて、多分、東京の人が話して、感覚的に違和感が少ない。恐らく少ないと思います。そうした場所なんだなということが、今回初めてわかって、そういうことと、もしかすると、あの津久見で、ガレキの焼却処理が早い段階で事が起こり、しかも、それ が、早い段階に潰れていった。住民の声がちゃんと上がって潰れていったというのは、実は、大分はすごく意味のある行動をとってくれていて、これが、全国の、ガレキの反対運動の中で、大分がこれをやり遂げたということは、実は、全国の運動体にとっては、ものすごく励みになっている。そうした事情なんです。でもね、それはある意味、自然を守る、環境を守るという以上に、大分のその辺の感覚性みたいなものと、それが実は、被曝を懸念して、逃げたいと思っている首都圏の人たちの感覚と、相通ずるところがあるような、そういう気がしながら、今この場にいます。」

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【限定「12/15(土)木下黄太と話す放射能防御女子会IN川崎」】 

 トライアルイベントです。僕のトークを一時間行い、その後、みなさんと時間を取ってお話をします。きちんとお話をしたいので、人数を限定して、参加対象を絞りました。会場は22時手前まで使用可能なので、皆さんの様子次第で、終了時間は決めたいと思います(所用のある方は二時間程度でお出になっても構いません。フレキシブルに。)。シンフォニーホールの研修室。川崎駅直結です。

 参加者は45人限定。参加対象は、放射能防御を意識している20代、30代の独身女性をメインに、既婚でもお子さんのいない女性を優先します。お子さんづれで出席の方は完全に不可。男性も当然不可(というか入れません)。若い女性たちが、自分の身を守ることをどこまで意識して、どこまで考えているのかを、僕のトークをベースに、一緒に話せるくらいの人数の方たちと、きちんとお話しするという試みです。僕自身も、首都圏の若い女性たちが、どの程度の危機意識でいるのかを、きちんと捕捉する良い機会と考えています。

■日時
2012年12月15日(土)受付開始 18:00 開始時間 18:30 
■場所
川崎駅直結
ミューザ川崎シンフォニーホール 研修室2+3
http://www.kawasaki-sym-hall.jp/access/
■申込アドレス
woman_rdp@hotmail.co.jp 

参加費は1000円。参加希望者はメールにお名前、連絡先(携帯など)を書いてお申し込みください。一緒に来られる方がいるなら、その方も同様にお書きください。45人以上の参加ができないため、一通のメールでお二人までしか予約はできません。ご了解ください。

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【大阪・ガレキ阻止】「放射能汚染ガレキ広域処理差し止め裁判原告団」より 

大阪市・大阪府を被告とするガレキ広域処理差し止め裁判を提訴。皆さん、原告になってください。

 ご質問はnobiscum@wb4.so-net.ne.jp(小山)

 ★提訴は来年1月23日。

 ★被告は大阪市・大阪府。

 ★請求する内容を、①放射能汚染ガレキの広域処理の差し止め、②環境権の侵害による損害の賠償(慰謝料)、とする民事訴訟。

 ★原告団の加入費用は、1人1万円。

 裁判の目的は、ガレキ広域処理の実行者の責任を追及し,圧力をかけることです。

また裁判を道具として広域処理反対の運動を拡大することです。 

詳しくはこちらのURLから,原告団のHPに入ってご覧ください。
→ http://garekisaiban.blog.fc2.com/

≪誰でも原告になれます≫

 この訴訟は、良い環境を享受する権利が侵害されると感じ、訴訟の費用を負担する人なら、誰でも原告になれます。住所による制限はありません。
  住所による制限はありませんが,焼却場等からの距離や原告の性質(放射性物質に対する影響の大小)が結論を左右する可能性があります。