ヤプロコフ博士の講演について、文字お越しを宇部の仲間にやっていただけました。うれしいです。
ヤブロコフ博士講演会文字おこし。次のブログリンクからさらに続きがあります。
http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/e/6b3f644eb64d6adc604fcee5f1a79424
東京から戻ってきて、恒例となっている目の充血。疲れていて、少し辛いため、手短にかきます。
ネット、特にツイッターにはあきらかなおかしい人々が一定数以上います。この発生頻度は一般社会で遭遇するよりもかなり高いです。そして、中傷も内容も支離滅裂なものが多いです。時系列的にも意味不明なこともしばしば。こういうくだらない輩を僕は許すつもりはありません。このブログの書き込みにも時々その類のものがあります。あほらしい限りです。
しかし、これは、まだ序の口です。実は中傷してくる人間よりも、いろんなことで、協力してくる人間も含めて、顔をきちんと突き合わせていない人間に、裏切られる話は、この放射能防御、特にネット、ツイッターまわりには、本当に多いです。
実は、あたりまえのことですけれども、きちんと会って話すと、その人が、本当は、まともかまともでないのか、すぐにわかります。いわゆる、おかしい人々ばかりでなく、ネットでは一見まともに見える人⇒リアルは論外という人もいます。
まず、バーチャルな話を全部信じないことです。リアルとは驚くほどに違うことがある。そこを間違えないようにしないとならないのです。優先するのは、リアル。ネットは最後はどうでもいいのです。ネットはリアルとシンクロしてこそ意味がある。ネットだけのつながりは、本質的には有効でないと僕は思います。
放射能防御ということで、いろんなことに不安になり、情報を探すことは悪いことではありません。しかし。そうした心理を悪用して、違う目的で、情報を流しているような輩もいました。極端な高い汚染を言い張っていて、確認してもまったくそういう情報はなかった話もありました。この人間は複数回、そうした情報を流しているため、不信に思い調べると、どうやら防御のための商品を販売するのが目的の輩でした。
これは、まだわかりやすい話です。もっと二重構造的に、目的は違うけれども、「放射能防御」という船に乗っている人もいます。そういう人は、わかりにくい。スパイ的なこともありますでしょうし、私利私欲的な話もありますし、「自己顕示欲」の人もいます。ただし、リアルに接すれば、否応なく、本質がわかります。
おかしな我欲がないのは大切です。特に、「自己顕示欲」というトラップにはまる人たちが、この被曝の活動の周辺に多いことに、僕は驚いています。自分がテレビの仕事をしていたので、そうした「自己顕示欲」の落とし穴を腐るほど見ましたから。そこに惹かれる感覚がわかりません。
とにかく、こうした本質を見定めるためにも、ネット上だけでなく、リアルな接触が、本当に不可欠です。
相手を直接知らないと、きちんとした判断には到達できないだろうと思います。だから、僕は皆さんの前に、顔を出して話し続けているのです。
そろそろ事故から二回目の年末にさしかかっています。いろんな意味でリアルで確認すること。それが、本当に必要な時期なのです。
他者を冷徹に見極めてください。どんなに辛くても。
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【1/19(土) 木下黄太 講演IN姫路】
東日本大震災から2度目の冬を迎えました。福島第一原発からは、今でも毎時1000万ベクレルという放射能が放出され続け、収束する気配はありません。テレビやメディアが出さない放射能土壌汚染や健康被害などの情報を、どうぞ知って下さい。福島第一原発のこと、放射能汚染のこと、避難者のこと、あなたのこと、これからのこと、一緒に考えましょう。
日時: 1月19日(土)14時~16時 (受け付け13:30~)
場所:姫路市立図書館「飾磨」分館 3階 第一会議室 【定員100名】
姫路市飾磨区下野田一丁目1番地 山陽電車「飾磨駅」下車東へ徒歩3分
駐車場あり (飾磨駅前に有料駐車場もあります。)
参加費:999円
申し込み: 名前・人数・住所(市町村まで)を明記し、佐野までお願いします。
託児はありませんが、子連れ参加OKです。
sanohiromi3@gmail.com 090-5175-6139
主催:原発事故を考える姫路市民の会