「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
重要なことはメルマガで展開していますので、ご購読下さい。

沖縄、病院同僚女性5人妊娠、流産2人と切迫早産1人と発育不全1人。新潟⇔茨城の妊婦、胎児心音停止。

2012-12-24 03:57:10 | 福島第一原発と放射能

 【個別土壌調査・山梨】

(1)清里。野辺山境界の林の土(トラックが多く通る街道脇)。セシウム134が5.2、137が6.8、合計12bq/kg。

(2)北杜市内の山に近い林の土。セシウム137のみ検出で6.5bq/kg。

    参考数値:2009年の北杜市、セシウム137のみ13bq/kg。

 【大阪・ガレキ阻止】大阪市が本焼却を進めようとしています。形だけの専門家会議では予想通り、問題なしと言い張りました。みなさん、臆してはなりません。埼玉のケースを見ても、本当に遠隔地に運んで燃やさないとならない、ガレキは、すでにありません。声をあげて、税金の無駄遣いをやめさせましょう。

 きょうは相次いで、胎児に異常が起きている話が伝わってきました。まず沖縄中部にある病院の話。この病院で働いている同僚女性5人が同時期に妊娠されたそうです。そして、そのうち20代の女性4人の妊娠に異常がおきている話です。僕と電話で話した女性は、食べ物による内部被ばくの可能性を疑っています。初期被曝の可能性はほぼない人たちの話ですから。しかし、病院の看護婦や職員の女性たちが、医療関係者でありながら、食事などによる経口での内部被ばくの懸念を有していないのが、日本の現実とは、さびしい限りなのですが。

=====================================================

こんばんは。はじめまして。
 
職場の妊婦5人のうち4人が異常妊娠という内容の詳細になります。
 
私は、沖縄県中部に位置する場所に住んでいるの若い女性です。
病院で働いていますが、今現在、職場で妊娠しているのが30代1人、20代4人になります。
20代の職員4人全員が異常妊娠で経過中です。
 
妊娠9ヶ月を超えた2人のうち一人が発育不全。胎児の体重増加が滞っているのに羊水のみ増加中。
もう一人は、臨月にさしかかろうとしたときに切迫早産と診断され自宅療養に入りそそのまま産前休暇に入りました。
そして、2人の流産。2人とも20代前半の初産になります。
そのうち一人は安定期に入る前に流産と判明し、ショックのあまり仕事も退職することになりました。
もう一人は6ヶ月に入ったところで流産してしまったと聞いています。
 
30代の経産婦は6ヶ月を経過。現在順調とのこと。
 
異常をきたしている妊婦に共通しているのが、20代の初産であること。
そして、内部被爆にまったく関心がなくすごしていることです。
 
目の前で現実に内部被爆と思われる症状が現われて来て愕然としています。
それなのに、話をしてもまったくと言っていいほど心に響かない人たちの多いこと。。。
 
自民公明が選挙に勝ったことで、海外移住を検討するようになりました。
今後の生活形態について相談していくつもりです。
 
木下さん、私も子供がほしいです。でも怖いです。
受精が可能なのか、受精しても無事に出産できるのか、無事に出産できたとしてもこの状況です。
沖縄であれフクイチ由来の放射能は降ってきているし、汚染食材はザル状態で流通しています。
家族、友人、職場の人に危険であることや生命に直結することを訴えかけても「へえ~、そうなんだ。」と他人事です。
想像力の欠如が著しく、同じ場所に住んでいるような気がしません。
 
ツイッターやフェイスブックで発信し、周りの人に情報提供し訴え続けることしかできないのが悔しいです。
でも、私にできることを続けるしか道はありません。
 
長くなりましたが、以上になります。よろしくお願いします。

====================================================

義妹の胎児心音停止について。
 
義妹は30代前半、今年秋に初めての妊娠をしましたが、先週胎児の心音が停止していることがわかり、かつ首のうしろに浮腫があったそうです。
震災直後から日立市の実家の手伝いに行き、1~2週間滞在、その後も2、3か月に1度、3日から1週間の滞在を続けてきたそうです。
妊娠がわかってから、弟には可能な限り、茨城には行かないよう伝えたのですが…。
 
 

====================================================
 

 さらに、続けて、ご紹介した話の方とも、本日、お話しいたしました。義理の妹さんは、新潟のエリアにいて、茨城県の日立市のご実家に震災直後にサポートに行かれたそうです。震災の2~3日後に行かれたそうで、その時は一週間以上は滞在されていますから、そもそも日立市で、初期被曝にあわれた可能性が極めて高いです。その後も、新潟と日立市の往復を何度もされていますから、食べ物などもそのエリアの食材をとることは普通にあったと思います。こうした状況の中で、妊娠されて、数カ月で胎児の心音が停止したそうです。胎児の首のうしろにあった浮腫も気になる話です。


 胎児は、お母さんの体内にある放射性物質に、敏感に影響をうけます。それは、きわめてシビアなものです。それがどういうことなのか、女性たち、とくにこれから子供を産む二十代、三十代の女性たちに認識してほしいです。

 貴女が産まないと決めつけていても、本当の未来はわかりません。未来から訪れるかもしれない命を、真剣に考えずに、先に諦めることは、貴女という存在を本質的に諦めることと同じです。もう一度、自分を見つめなおしてください。

 貴女を助けられるのも、貴女の未来の子供を助けられるのも、貴女しかありませんから。

 未来の子供だけではありません。

 貴女のように利他が強い人ほど、貴女自身のことを考えないのは間違いです。利他を優先するような人、そうした貴女本人が自ら助かることで、実は、多くの他者を救えます。これは、間違いない真理です。貴女の身が大事です。お願いだから、避難移住を優先してください。

天は自ら助くる者を助く』 (Heaven helps those who help themselves.)

=================================================

健康被害と思われる症状が急増、深刻化しています。 

報告、相談はまずメールください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp                     

 

事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。 

「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から一年半近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」

 

甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの数値も確認した方が良いと思います。 

===================================

 ガレキ、被曝の問題で、特に北九州のガレキ問題に関心のある方。来月の北九州市議会議員選挙に出馬する、村上さとこさんの支援をぜひお願いします。個人カンパなど大歓迎です。

http://murakamisatoko.blogspot.jp/p/blog-page_3152.html

 また、北九州市民で、選挙に協力できる方、ボランティアのできる方、事務所に連絡してください。ガレキ反対の政治意思を示す第一歩。大変重要な戦いです。ホームページには連絡先も、選挙公約も明示されています。

http://murakamisatoko.blogspot.jp

===================================

【1/19(土) 木下黄太 講演IN姫路】 

東日本大震災から2度目の冬を迎えました。福島第一原発からは、今でも毎時1000万ベクレルという放射能が放出され続け、収束する気配はありません。テレビやメディアが出さない放射能土壌汚染や健康被害などの情報を、どうぞ知って下さい。福島第一原発のこと、放射能汚染のこと、避難者のこと、あなたのこと、これからのこと、一緒に考えましょう。 

 日時: 119日(土)14時~16時 (受け付け1330~)

 場所:姫路市立図書館「飾磨」分館 3階 第一会議室 【定員100名】

 姫路市飾磨区下野田一丁目1番地 山陽電車「飾磨駅」下車東へ徒歩3分 

 駐車場あり (飾磨駅前に有料駐車場もあります。)

 参加費:999

 申し込み: 名前・人数・住所(市町村まで)を明記し、佐野までお願いします。

 託児はありませんが、子連れ参加OKです。

 sanohiromi3@gmail.com 090-5175-6139

 主催:原発事故を考える姫路市民の会