浴槽に追い焚き機能が備わっているのは日本の風呂だけだろう。十数か国を旅行したが追い焚き機能のある風呂に出会ったことが無い。湯がぬるくなったら熱湯を注入して水温を上げる方式ばかりだ。
追い焚きという機能が必要なのは同じ湯を使い回す日本人だけのやり方なのかも知れない。他人が浸かった湯に入りたくないという気持ちも理解できる。使い切りが当たり前だからこそバブリングのような入浴法があるのだろう。日本の風呂でバブリングをする人は殆んどいないだろう。
ローマには公衆浴場があったがそこではどうしていただろうか。焼いた石で加熱するのではなく、現代の欧米と同様の注水式だったらしい。3種類の温度の湯を用意してそれを適宜補充していたそうだ。しかし伝染病が広まったことやキリスト教道徳の拡張などによって廃れた。
日常生活では気付かないが湯船に浸かるという習慣は非常に特殊な日本独自のものらしい。しかしこの全身を温めるという方法はかなり効果的な健康法なのではないだろうか。暑いのは有害でも温まることは有益だろう。
私個人はこの数年、念に1・2度ぐらいしか入浴していない。毎日泳いだあとでシャワーを浴びるから入浴は面倒だ。清潔という観点ならこれでも良かろうが健康法として考えるなら習慣を改めたほうが良いのかも知れない。
国内では故障とは無縁のタフな投手だった田中投手やダルビッシュ投手、あるいは藤川投手などがアメリカでは相次いで肩や肘を傷めるのは温浴をしないからではないかと私は考えている。食生活は勿論、様々なことに彼らは気を配っているだろうが、まさか温浴がそれほど有効とは思っていないだろう。
外国にも温熱療法やカイロプラクティックのように温めることで機能を回復させる療法がある。日本には湯治という民間療法が昔からある。これが有効なのは温泉の成分による化学効果ではなく温浴という物理効果に基づくのではないだろうか。案外このあたりに日本人の長寿の秘訣があるのかも知れない。
追い焚きという機能が必要なのは同じ湯を使い回す日本人だけのやり方なのかも知れない。他人が浸かった湯に入りたくないという気持ちも理解できる。使い切りが当たり前だからこそバブリングのような入浴法があるのだろう。日本の風呂でバブリングをする人は殆んどいないだろう。
ローマには公衆浴場があったがそこではどうしていただろうか。焼いた石で加熱するのではなく、現代の欧米と同様の注水式だったらしい。3種類の温度の湯を用意してそれを適宜補充していたそうだ。しかし伝染病が広まったことやキリスト教道徳の拡張などによって廃れた。
日常生活では気付かないが湯船に浸かるという習慣は非常に特殊な日本独自のものらしい。しかしこの全身を温めるという方法はかなり効果的な健康法なのではないだろうか。暑いのは有害でも温まることは有益だろう。
私個人はこの数年、念に1・2度ぐらいしか入浴していない。毎日泳いだあとでシャワーを浴びるから入浴は面倒だ。清潔という観点ならこれでも良かろうが健康法として考えるなら習慣を改めたほうが良いのかも知れない。
国内では故障とは無縁のタフな投手だった田中投手やダルビッシュ投手、あるいは藤川投手などがアメリカでは相次いで肩や肘を傷めるのは温浴をしないからではないかと私は考えている。食生活は勿論、様々なことに彼らは気を配っているだろうが、まさか温浴がそれほど有効とは思っていないだろう。
外国にも温熱療法やカイロプラクティックのように温めることで機能を回復させる療法がある。日本には湯治という民間療法が昔からある。これが有効なのは温泉の成分による化学効果ではなく温浴という物理効果に基づくのではないだろうか。案外このあたりに日本人の長寿の秘訣があるのかも知れない。