新年早々、マスコミに怒っている。子供の自殺と荒れる成人式の報道についてだ。マスコミが騒げば騒ぐほど事態は悪化する。マスコミは正義の味方の仮面を被っているが、煽り立てて報道ネタに使おうという魂胆が見え見えだ。マスコミ立場は100%マッチポンプだ。
事件が起こってから駆け付けても決定的瞬間を映像化できない。だからマスコミは事件が起こる前から現場で待機している。マスコミには予知能力者でもいるのだろうか。なぜ事件が起こることが予め分かっていてカメラや制作スタッフが勢揃いしているのだろうか。当然ヤラセや共犯だ。マスコミに報じられると分かっているからこそ目立ちたがり屋の新成人が騒ぎを起こす。
子供の自殺は事情が違う。これはヤラセや共犯ではなくマスコミによる誘導だ。新学期に子供の自殺が増えることは統計的に明らかでありこの最盛期を盛り上げるためにマスコミが仕掛ける。自殺があれば大騒ぎをするし、以前に自殺した子供のその後まで報じることによって子供に自殺を意識させる。
今年に入ってから何度もそんな記事が掲載された。昨年11月の名古屋市の中1男子、10月の沖縄・豊見城市の小4男児、更には平成6年11月の西尾市の中2男子の自殺まで掘り起こして記事にされた。これは1月に限った仕掛けではない。毎年8月末から9月初めに掛けて「夏休み明けは子供の自殺が多い」と一大キャンペーンが催される。「子供の自殺を防げ」というポーズの裏には自殺を煽ろうとする姿勢が見える。
実際には極めて少ないにも拘わらず、子供の自殺はニュースバリューが高い。新聞もニュース番組も大々的に報じる。原因追及の姿勢を示して、やれいじめだ、心の闇だと騒ぎ立てる。しかし「死人に口無し」だから原因など分からない。実際には何となくムードに流された自殺も少なくなかろう。だからこそ幾らでも脚色できる便利なネタだ。何とでも演出してヤジ馬の関心を集めようとする。最近では極力、いじめを原因にしようとする。そうすれば悪人退治というテーマで関心を集め続けられるからだ。
これは日本だけで起こる異常な社会現象だ。欧米では、子供の自殺の報道は極力避けられている。それは、子供が感化され易いからだ。同世代の自殺が報道されれば自殺が身近なものと感じられる。だから欧米のマスコミは人命尊重の対場から報道を自粛する。
日本のマスコミの悪辣さは桁外れだ。自殺者をヒーローに祭り上げて、いじめたとされる同級生や見逃した教師を悪人として糾弾する。こんな報道に接していれば子供は誤解する。自殺さえすれば嫌な奴らを懲らしめる最強のヒーローになれる、と。
マスコミは善人面をして様々な放送禁止用語を設定しているが、子供の自殺こそマスコミが最も慎むべき報道だ。善意を隠れ蓑にした自殺幇助だ。彼らこそ、子供を自殺へと誘うハーメルンの笛吹き男だ。
事件が起こってから駆け付けても決定的瞬間を映像化できない。だからマスコミは事件が起こる前から現場で待機している。マスコミには予知能力者でもいるのだろうか。なぜ事件が起こることが予め分かっていてカメラや制作スタッフが勢揃いしているのだろうか。当然ヤラセや共犯だ。マスコミに報じられると分かっているからこそ目立ちたがり屋の新成人が騒ぎを起こす。
子供の自殺は事情が違う。これはヤラセや共犯ではなくマスコミによる誘導だ。新学期に子供の自殺が増えることは統計的に明らかでありこの最盛期を盛り上げるためにマスコミが仕掛ける。自殺があれば大騒ぎをするし、以前に自殺した子供のその後まで報じることによって子供に自殺を意識させる。
今年に入ってから何度もそんな記事が掲載された。昨年11月の名古屋市の中1男子、10月の沖縄・豊見城市の小4男児、更には平成6年11月の西尾市の中2男子の自殺まで掘り起こして記事にされた。これは1月に限った仕掛けではない。毎年8月末から9月初めに掛けて「夏休み明けは子供の自殺が多い」と一大キャンペーンが催される。「子供の自殺を防げ」というポーズの裏には自殺を煽ろうとする姿勢が見える。
実際には極めて少ないにも拘わらず、子供の自殺はニュースバリューが高い。新聞もニュース番組も大々的に報じる。原因追及の姿勢を示して、やれいじめだ、心の闇だと騒ぎ立てる。しかし「死人に口無し」だから原因など分からない。実際には何となくムードに流された自殺も少なくなかろう。だからこそ幾らでも脚色できる便利なネタだ。何とでも演出してヤジ馬の関心を集めようとする。最近では極力、いじめを原因にしようとする。そうすれば悪人退治というテーマで関心を集め続けられるからだ。
これは日本だけで起こる異常な社会現象だ。欧米では、子供の自殺の報道は極力避けられている。それは、子供が感化され易いからだ。同世代の自殺が報道されれば自殺が身近なものと感じられる。だから欧米のマスコミは人命尊重の対場から報道を自粛する。
日本のマスコミの悪辣さは桁外れだ。自殺者をヒーローに祭り上げて、いじめたとされる同級生や見逃した教師を悪人として糾弾する。こんな報道に接していれば子供は誤解する。自殺さえすれば嫌な奴らを懲らしめる最強のヒーローになれる、と。
マスコミは善人面をして様々な放送禁止用語を設定しているが、子供の自殺こそマスコミが最も慎むべき報道だ。善意を隠れ蓑にした自殺幇助だ。彼らこそ、子供を自殺へと誘うハーメルンの笛吹き男だ。