食品はカロリーによって一元的に評価されているがこれは根本的に間違っているだろう。
蛋白質と脂質の本来の用途は体細胞を作ることだ。体細胞を作るために必要な量以上に摂取された分だけがカロリーとして使われる。但しエネルギー源が不足している状況であれば先にエネルギーとして使われてしまうから体細胞の修復が不充分になる。
現代日本人の食生活を見る限り、蛋白質と脂質を過剰摂取している人は殆んどいない。だから蛋白質と脂質は殆んどが体細胞作りに使われエネルギー源に回されるのはほんの一部だけだろう。
残念ながら私の知る限りでは、蛋白質と脂質の何割が体細胞作りに使われ何割がエネルギーとして使われるかを調べた研究は見当たらない。多分摂取量のかなり多くが体細胞作りに使われていると思うのだが、カロリー論では総てがエネルギー源として使われるという前提で計算されている。蛋白質は1ℊ当り4㎉、資質は1ℊ当り9㎉とされているが、これはこれらが体細胞作りには全く使われないという現実離れをした前提に基づいている。仮に半分が体細胞作りに使われるならこれらのカロリー量は半減させて計算すべきだろう。
糖質(食物繊維を除く炭水化物)は体細胞作りには全く役に立たない。だからこそ必須アミノ酸や必須脂肪酸はあるが必須炭水化物など無い。蛋白質と脂質は体細胞のための素材だが糖質は脂肪にしか変換できないから余剰分は体脂肪か皮下脂肪として備蓄される。
給料の一部を現物支給する材木会社があるとする。社員は汎用性のある現金はすぐに使ってしまうが使い勝手の悪い材木はどんどん備蓄されその内、保管場所にさえ困るようになる。たとえ等価値であっても、汎用性のあるものはすぐに使われ、汎用性の無いものは余る。蛋白質と脂質は現金に当り糖質は材木に当たる。重要なのは汎用性のある現金であり汎用性の無い材木が増えても備蓄が増えるばかりだ。糖質偏重の食事は決してヘルシーではない。多分、脂まみれのメニューのほうが砂糖(糖質)まみれのメニューよりもずっとヘルシーだろう。
蛋白質と脂質の本来の用途は体細胞を作ることだ。体細胞を作るために必要な量以上に摂取された分だけがカロリーとして使われる。但しエネルギー源が不足している状況であれば先にエネルギーとして使われてしまうから体細胞の修復が不充分になる。
現代日本人の食生活を見る限り、蛋白質と脂質を過剰摂取している人は殆んどいない。だから蛋白質と脂質は殆んどが体細胞作りに使われエネルギー源に回されるのはほんの一部だけだろう。
残念ながら私の知る限りでは、蛋白質と脂質の何割が体細胞作りに使われ何割がエネルギーとして使われるかを調べた研究は見当たらない。多分摂取量のかなり多くが体細胞作りに使われていると思うのだが、カロリー論では総てがエネルギー源として使われるという前提で計算されている。蛋白質は1ℊ当り4㎉、資質は1ℊ当り9㎉とされているが、これはこれらが体細胞作りには全く使われないという現実離れをした前提に基づいている。仮に半分が体細胞作りに使われるならこれらのカロリー量は半減させて計算すべきだろう。
糖質(食物繊維を除く炭水化物)は体細胞作りには全く役に立たない。だからこそ必須アミノ酸や必須脂肪酸はあるが必須炭水化物など無い。蛋白質と脂質は体細胞のための素材だが糖質は脂肪にしか変換できないから余剰分は体脂肪か皮下脂肪として備蓄される。
給料の一部を現物支給する材木会社があるとする。社員は汎用性のある現金はすぐに使ってしまうが使い勝手の悪い材木はどんどん備蓄されその内、保管場所にさえ困るようになる。たとえ等価値であっても、汎用性のあるものはすぐに使われ、汎用性の無いものは余る。蛋白質と脂質は現金に当り糖質は材木に当たる。重要なのは汎用性のある現金であり汎用性の無い材木が増えても備蓄が増えるばかりだ。糖質偏重の食事は決してヘルシーではない。多分、脂まみれのメニューのほうが砂糖(糖質)まみれのメニューよりもずっとヘルシーだろう。