衣料棚の春夏物の衣料品と衣類箱の秋冬物の衣料品の詰め替えをしていて思った、何と無駄な作業か、と。何十年もこんな作業を繰り返していたが、春夏用の衣類棚と秋冬用の衣類棚を別々に揃えておけばこんな詰め替え作業は必要無い。衣類棚から衣類箱に移しても嵩は殆んど変わらないからだ。
スーツについてはずっと前から春夏物と秋冬物を別のラックに掛けていたのにスーツ以外についてはこんな馬鹿なことをずっと続けていた。習慣だからだ。衣類棚には今使う衣料を入れて、今使わない衣料は衣類箱に片付けて押入れに入れることが長年の日本人の習慣だった。
日本人は狭い場所に住んで季節に合わせて模様替えをする。徒然草で吉田兼好が「家の作りやうは夏をむねとすべし」と書いたように、使い分けるという発想は日本人には無かった。夏用の部屋と冬用の部屋を作って住み分ければ一年中快適なのに、夏用の部屋しか作らずに冬は寒さに耐えていたのが日本人の浅知恵だ。毎日、布団を出したり入れたりするよりもベッドにしたほうが合理的なのにそんな発想も無かった。狭いスペースを上手に使うことよりも時間や労力を無駄にしないという視点から生活を見直したい。
スーツについてはずっと前から春夏物と秋冬物を別のラックに掛けていたのにスーツ以外についてはこんな馬鹿なことをずっと続けていた。習慣だからだ。衣類棚には今使う衣料を入れて、今使わない衣料は衣類箱に片付けて押入れに入れることが長年の日本人の習慣だった。
日本人は狭い場所に住んで季節に合わせて模様替えをする。徒然草で吉田兼好が「家の作りやうは夏をむねとすべし」と書いたように、使い分けるという発想は日本人には無かった。夏用の部屋と冬用の部屋を作って住み分ければ一年中快適なのに、夏用の部屋しか作らずに冬は寒さに耐えていたのが日本人の浅知恵だ。毎日、布団を出したり入れたりするよりもベッドにしたほうが合理的なのにそんな発想も無かった。狭いスペースを上手に使うことよりも時間や労力を無駄にしないという視点から生活を見直したい。