10日付けの「占」で書いた血液型と性格の相関性について補足説明をする。
血液型と感染症との相性は様々だが、概してA型とAB型は多くの感染症に弱く、O型とB型は強い。
性格も様々だが、議論を簡単にするために、慎重と大胆という2種類に絞る。
こうすれば人を4種類に単純化して考えることができる。組み合わせは次の4つだ。①感染症に弱く慎重②感染症に弱く大胆③感染症に強く慎重④感染症に強く大胆。
この場合、明らかに不利なのは②だろう。従って感染症に弱いグループは「慎重」という戦略を選ばざるを得ない。
③と④では優劣は無いように思えるが、「慎重」という戦略を採るグループが他にもいるのだから「大胆」という戦略を選んだほうが競争上有利になるだろう。
私は決して血液型に性格を決める遺伝子が付随すると考えている訳ではない。血液型とは実は免疫機能の違いであり、背の高低のような量的な違いではなく質的な違いだ。たまたま血液でその違いが見つかったために今でも「血液型」と呼ばれ続けているが、この呼称は事実を矮小化して誤解を招いている。血液型の本質は全身の免疫系統の違いなのだからむしろ「免疫型」と呼んだほうが適切だろう。
免疫のタイプが異なる人にはそれぞれに最適の戦略があり、個人がその戦略を採ったほうが有利であるのと同時に、血液型と脳が最適の組み合わせになったグループはその方向に進化する。その結果として血液型別の性格類型が現れる。血液型=免疫型は性格を方向付ける要因ではあるが決定因ではない。これは因果ではないから私は相関性と呼ぶ。
血液型と感染症との相性は様々だが、概してA型とAB型は多くの感染症に弱く、O型とB型は強い。
性格も様々だが、議論を簡単にするために、慎重と大胆という2種類に絞る。
こうすれば人を4種類に単純化して考えることができる。組み合わせは次の4つだ。①感染症に弱く慎重②感染症に弱く大胆③感染症に強く慎重④感染症に強く大胆。
この場合、明らかに不利なのは②だろう。従って感染症に弱いグループは「慎重」という戦略を選ばざるを得ない。
③と④では優劣は無いように思えるが、「慎重」という戦略を採るグループが他にもいるのだから「大胆」という戦略を選んだほうが競争上有利になるだろう。
私は決して血液型に性格を決める遺伝子が付随すると考えている訳ではない。血液型とは実は免疫機能の違いであり、背の高低のような量的な違いではなく質的な違いだ。たまたま血液でその違いが見つかったために今でも「血液型」と呼ばれ続けているが、この呼称は事実を矮小化して誤解を招いている。血液型の本質は全身の免疫系統の違いなのだからむしろ「免疫型」と呼んだほうが適切だろう。
免疫のタイプが異なる人にはそれぞれに最適の戦略があり、個人がその戦略を採ったほうが有利であるのと同時に、血液型と脳が最適の組み合わせになったグループはその方向に進化する。その結果として血液型別の性格類型が現れる。血液型=免疫型は性格を方向付ける要因ではあるが決定因ではない。これは因果ではないから私は相関性と呼ぶ。