Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

年賀状の妙と効率性を鑑みる(後編)

2012年12月30日 13時17分50秒 | Weblog

(第五期以前は、前編へ)


【第五期 見本印刷+プリンタ時代】


自分の年齢を重ねるごとに、綴る年賀状の宛先も書き損じが増えるようになった。
また、オレ宛で貰う年賀状も手書きで書く人がほぼゼロになったことを感じ、いよいよ自分が用意する年賀状の宛名書きはプリンタによって対応する必要性にかられることになる。


そこで、宛名書きをするためだけのプリンタを買いに行こうと、コンパクトな白黒印刷機を探すのだが、店員や案内係から話を聞いても釈然としなかった。
ある日、散々電器屋を巡ったあとに「ここで最後」と決めた入ったY電機で「EPSON製 カラリオ PX-045A」を買うことになる。
(今振り返ると、なぜカラー複合機を買ったのか自分でもよく分からない・笑)


実はこの電器屋ででオレの対応をしたEPSONの助っ人バイヤーが、オレのニーズを聞いた途端に、自社製品を一切勧めない対応に心を打たれ、思わずそれを買ってしまったのだ。


どうもそういった“まっすぐで正直な対応”をされると心が動いてしまう悪い癖を露呈してしまったが、先方も印刷用紙や写真台紙、シューズケースなど様々なオマケをくれたので悪い気はしなかったという余談を添えておこう。


早速家へ帰って、チェーンストアで委託印刷した年賀状に宛名印刷を試みる。
「・・・・そうか、フォーマットがナイや」


自分に嫌気がさすほど呆れてしまったが、散々広げたPCとプリンタを、またキレイに片付けなくてはならない面倒さがさらに気持ちを下げた。
慌ててネットでダウンロード版のハガキ印刷ツールを物色する。


正直時間もないから、無料ソフトのダウンロード版を中心に探すのだが、これでもいいやと決めたフリーソフトはなぜかダウンロード出来なかった。
さらに有料版でもいいやと決めた年賀状作成ツールもクレジット決済のみしか対応していなかった。


なお、出来合のCD-ROM版にしても、ただ「ハガキに宛名を書きたいだけ」というソフトなんか存在せず、たいそうな値段またはけったいな値段が付いていて悄気る。そこで思い出したのが、コンビニ等で売っている廉価な年賀状作成ソフトだ。


どちらかといえば、宛名作成より裏面のデザイン重視のモノばかりだが、ほとんどのものが宛名書きもセットになっている。
「もう、これしかない」


近所の本屋でそれを買って、すぐ印刷したことはいうまでもないが、メリット・デメリットが同時に生じたので以下に整理しておく。
メリットは万万が一、自分が用意した図柄印刷済みハガキに対して、多くの年賀状を貰ってしまっても、このソフトで図柄を別途カラー印刷できるので、年賀ハガキだけ買ってくれば不測の事態に対応できるということだ。


(なにより出来合のハガキで対応するというみっともない対応が回避できる)


しかし、この500円で買えるような超廉価版の年賀状作成ソフトにも善し悪しがある。
価格が安いという良いメリットが最大の魅力。


デメリットは、宛名書きにおいて字体に選択肢がないことや、宛のバランスや構成に柔軟性が加えられないということ、そして当該干支しか対応できないがネックかな。


住所が長いと字が小さくなるだけだったし、字体もショボい毛筆体しかなかった。
まあ、それ以上望むなら「ちゃんとした作成ソフトを買ってね」というプルダウンキーや吹き出しが随所に登場するのが、なんともいやらしいが500円以下で買えるのだから文句も言えない。

でも、500円の作成ソフトを12回買うことを思えば、3000円前後のキチンとした作成ソフトを用意する方がお得のようにも考えられる。
でもねー、時代は日々変わるだろうし、そのソフトも一生使える訳じゃないだろうし。


そういえば、宛名書きにおける書き損じは無くなったが、プリンタの位置出し調整で結局ハガキがロスしてしまうものの、当年度分のハガキで試し印刷をする必要がないのは大きいことかも。


なお、今年の年賀状は、この第五期バージョンで皆さんへ送るのであしからずご承知おき頂きたい・・・・といっても、わずかしかいない大切な友人しか知り得ないことなんだよな。




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年賀状の妙と効率性を鑑みる(前編)

2012年12月30日 12時44分49秒 | Weblog

年賀状作成というイベントは、1年の中でもオレに占める割合が大きい。
これは、社会人一年目に体感したカルチャーショックが今に引き継いでいるといえる。


その社会人一年目の元旦、自宅のポストに30枚を越える年賀状がオレ宛に届いた。
もちろん、その送り主は全員職場関係である。


正月三が日は、学生時代から寝て過ごすか地元の仲間とパチンコに繰り出すかの選択肢しかなかったオレにとって、ひたすらお返しの年賀状を大急ぎで書かねばならないという事態に陥った。


この出来事は、安月給のオレにとって年賀ハガキの負担金もさることながら、出来合の年賀状で返信しなければならないというショボいプライドが自らをズタズタにしたイベントになった。


【第一期 見本印刷+ワープロ時代】


そこで二年目は、前もって印刷屋やスーパー等へ外注に出したオリジナル年賀状を基に、ノート型のプリンタ一体型ワードプロセッサで宛名を書くことで対応した。
このワープロは、もちろん冬のボーナスで購入したものであり、このスタンスは3年ほど続く。


【第二期 見本印刷+手書き時代】


数年経つと、コンビニの台頭でコンビニでも普通に年賀状印刷を承るようになり、毎年、自らのチョイスで気に入った図柄があるチェーンストアで購入するスタイルに変化したが、ワープロが時代遅れの時代に入ると宛名は手書きへと戻ってしまう。


宛名書きが手書きに戻った理由は簡単で、ワープロ時代が去ってPC+プリンタが主流になったからであるが、当然、PCやプリンタを自宅に置くスペースもなく需要もないに等しいので、このスタンスが数年続くことになった。


ほんの数年前まで上述のように年賀状作成をこなしていたが、ある日、近所にある大規模小売店の印刷代行サービスにおいて、宛名書き印刷も廉価で対応するというサービスを始めたことから、すぐに乗っかって対応することになる。


【第三期 見本印刷+宛名印刷時代】


宛て名書き代行スタイルは実に画期的で、宛名書きの煩わしさを回避できる以外に、年度ごとに喪中の人や新規宛てが増えても、ネットを介して簡単に対応できることから、完成品のほとんどをそのままポストへ投函すればよくなったというメリットがある。


これで職場関係へ送る義理状はポストに直行して、親しい間柄の同僚や友人宛てには、一言添える手間だけになるわけだから、本当に時間と労力が省かれ重宝したサービスになった。


もう、このスタイルで一生変わらないかと安定期に入りそうになった頃、事件が起こる。
大規模小売店における印刷代行サービスの見本図柄にセンスが感じられないと思い始めたタイミングに合わせるかのように、いずれ訪れるだろう“カブり”の事故が発生したのだ。


まあ、オレが送った年賀状ではなかったが、オレが貰った年賀状において、とあるコンビニで作成したと思われる図柄でのハガキが2組分届いたのだ。
もともと年賀状を30枚そこそこしか貰わないオレにとって、このまさかのカブり事件は衝撃的で、いずれオレにも訪れるような不安に陥ることになる。


【第四期 見本印刷重視時代】


ある年のある日、生活雑貨を扱うチェーンストアをプラプラしていたら、年賀状印刷サービスを実施していることを知り、見本を物色していたのだが、自分にとってハイセンスと取れる図柄が数多く見つけられた。


思わずその場で契約してしまったが、このチェーンストアでは宛名印刷まで行っていないことから、また昔の時代(第二期時代)に戻ってしまい、面倒な宛名書きに追われることになった。


(第五期以降は、後編へ)




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