<前回からの続き>
(過去にもご説明したけれど、初めてハブリングを装着した次の日に外そうとしたら、すでにガッチリ固着してしまい、持ち合わせていた工具のセットだけでは全く外せなかったんだわ。)
【ちょっと復習】
どうしても外すことが出来ないハブリングについては、本当に色々様々試したし、工具も買った。
もちろん、ネットから情報を仕入れたものばかりなのだが。
大手掲示板や車関係のSNSより情報を収集し、平タガネがいいと聞けば、うまく当たりがあうようなものを買い、ワッシャーを取り外しする工具(フックセット)がいいと聞けば、4本セットのものを買ってみたり。
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おススメだと言う工具を買ってみる度に、家の前でジャキアップして取り外しに掛かるのだけど、どんなにひっぱたいてみても、どんなに叩いてみても、その結果としてどの方法でも全く外れなかった。
そこで、元整備工場勤務だったという人のSNSに出会い、そのレポートをよく読んでみたら「ハブリングを外すのに特殊な工具なんか要らない。ガスバーナーで軽く炙れば簡単に取れる。」と記事にしていたのを見つけたんだ。
なるほど、これまではアナログ的に力勝負をしていたが、これなら科学的にも合点がいく論理だと納得し、Amazonで早速バーナーをセットで購入した。
これまで、ハブリングをハズすためだけに5000円では聞かないほど投資し、ジャキアップも3回実施するという労働を鑑みたら大変なリスク。
もしこれで外せなかったら、ディーラーかカーショップの世話になることを覚悟するばかりか、二度とハブリングなんか装着しないと心に決めて作業を始めた。
すると実際どうだ?
4秒くらいバーナーでハブリングを加熱して、ワッシャー用の工具で爪を引っ張ったらなんとも簡単に外れたではないか。
ここぞとばかり、あわせて四本一気に交換を完了させ大満足で作業を終了させたという。
ただ、炙るという作業に、若干の背徳感はあるけどね。
でも、こんなに簡単だったの?
拍子抜けというか、呆気ない結末にこれまでのモヤモヤがスッキリしたのはいうまでもない。
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【余談、後記】
タイヤ交換に深い造詣のある知人とこの手の話をする機会があり、この顛末を事後説明したら「そもそもハブリングが必要な走行を貴殿はしているのか?」と逆にいわれてしまった。
つまり、サーキット走行やドリフト的な厳しい条件下で行うレースなどを行わない限りは、特にそんなものは不要だということだ。
ただし、キチンと十字にナットを閉めるという基本的な作業が出来る場合〈概ねセンターが取れる作業〉に限るらしいが。
カーショップやアルミショップは、出来るだけ売り上げに載せて欲しい訳だから、この理論から言えば、まんまとオレは売り上げに貢献したとも言える。
まあ、飾りというかハブリングを着けているんだという意識の違いだけどねぇ。
(まあエゴだろうな、ハブリングを着けていることなんてな。いやしかし、バーナーで炙るというのは思いつかなかったなぁ。もしかしたら、バーナーでなくてもちょっとした小さいトーチでも十分かもしれないわ。)
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