【それまで知らない会社だった】
数年前、自身が自家用車を更新する際、面白半分で下取り査定のサイトからクリックした経験がある。
するとクリックした瞬間、そのコンマ数秒の間に複数社から一斉に中古車販売店からセールスの電話が鳴りやまない状態となり、その最先鋒がビックモーターだった。
そのため、電話を聞いて高く買ってくれそうな、もう1社とあわせて近所の販売店へ持ち込んだという経緯がある。
それで知ったビックモーターだったが、電話での対応と裏腹に、実際に愛車を持ち込むと、担当の言葉は丁寧でもヒドイ言われ様にブチ切れて帰ったんだったな。
【もう悪い印象しかなかった】
「売れないクルマは買いたくないから、ゼロでいいなら引き取りますわ」
まるでそうとしか言っていないような言いまわして結局門前払いされたオレは、その足で予約していた同業G社に持ち込んで、その一件もサラッと告げたんだわ。
そうしたらG社の担当も「まあ・・・ありえそうですねぇ」と言葉尻が悪かった(笑)
結局、G社では最高値を付けてくれたが、納車までの期間を公共交通機関で仕事へ行く代金まで賄えなかったので、ここでも断念したんだけどさ。
会社によっていろいろあるもんだと、その時は片づけていたんだけど、ビックモーターの悪い印象だけは、しっかり刷り込まれたという。
【それから9年】
自分も車には興味が強い人間でちょっと周りには知られていたので、たまに中古車を含めて購入の相談を受けることもある。
あまり他人に興味がない自分でもその時だけは「ビックモーターだけは気をつけろ」と必ず忠告していた。
そんななか転職先で、ビックモーターにばかり中古車を売っていたり斡旋していた同僚(ビックモーター信者)と小競り合いというか言い争いになったことがある。
もちろん、当時は今のようなニュースが一つも流れていなかったから、結局、ネタの分母が少ないオレが言い負かされた。
ところが、いよいよビックモータのネタが賑やかになってきた今年、その同僚がまったく静かになってしまったのは、いうまでもない。
まあ、その当人もメーター戻しだったり、自損事故を交通事故と称して全く関係ない第三者の保険を使わせたりと、その筋の人でもやらないような悪事を働いていた過去を持つ人だったから、周りから総スカンを食ったところでヘコたれないのだろうけれど、今やその同僚の前でクルマの話すら禁句になっているという(笑→オレは喋りたいけどww)
【それにしてもマスコミも凄いねぇ】
CMの大型スポンサーに気を使って、一切の批評をやめていたテレビやラジオ関係者も、いよいよワイドショーのネタとして取り上げるようになってきた。
まあ、CM起用されていた俳優をはじめ、同社と提携していた企業やスポンサーが軒並み離れていったのだからね。
そんなマスコミだって、いよいよ堂々と手の平を返すことができるワケだ。
【しかし叩けば埃が出るねぇ】
今、ビックモーター関連でオレが関心あるのは店前の枯れ木問題。
ここまでコトが波及するとも思っていなかったかもしれないけれど、緑化率問題と合わせて、利益至上主義の名において街路樹を除草剤等で一気に枯らし、視界をより明確にして売り上げにつなげようという理念や発想がマジですごいしイカれていることに気づかないことも凄いことよ。
一部の店舗が、除草剤等による薬剤の影響を否定しているというが、こうも見事に揃いも揃ってビックモーターの店舗がある目の前の街路樹だけきれいに枯れることなんか故意でなかったら天文学的奇跡が重ならないと不可能。
どうケジメをつけ、否定している店舗はどう違うことを証明するのか、マジで見ものだよな。
もし立ち入り検査を受けて、除草剤成分が検出されなかったら、そのままダンマリもするんだろうが、そんなときでこそ手を挙げる勇気でも見せたら、少しは見る目も変わるんだがなぁ。
【もうビックモーターで記事にしません】
よほどのことがない限り、これでやめようとは考えているけれど、余程のことがあったら書かせてくださいww。
ちなみに創業者系の社長らが一斉退陣したけれど、大方の見立てと同様にオレも企業体質は改善しないとみている。
なぜなら、上場していない株のほぼほぼを前社長らが持っているということは、大いに経営らのすべてにモノが言えるということ。
新経営陣がどれだけ頑張るのかわからないが、創業者系の意見がちらつく今の体質では、明るい未来は厳しい。
まあ見ててみなよ、V字回復して業界最大手となることなんか、オレの生きている時代ではまず無理だろうから。
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