【メニューが変わっていた】
7か月ぶりに訪れた同店、ご主人が自分の顔を見るなり「あーお久しぶりです!」と威勢のいい挨拶を頂いたものの、着席するなりメニュー表が視界に入ると面食らってしまった。
なぜなら、メニュー表には「あれ?こんな名前のラーメンだったっけ?」という品書きが並んでいたからだ。
じっとメニュー表を睨んでいると忙しそうにしていたご主人が「いつものやつが上の特製です」というではないか。
ちょっと久々だった(7か月ぶり)から、メニューなんか記憶から無くなっていたが、そもそもその以前までは「中華そば」一本だったはずだよな・・・
(自分の記憶と異なる事態が目の前に生じていたら、一瞬誰でも固まると思う。そんな光景はご主人側からも察したのだろうな。)
ご主人の動作のタイミングを見計って
「前から2種類のラーメンでしたっけ?いつからなんですか?」
とご主人に聞けば、
「10月からなんですよ、気づいたらだいぶ高山らーめんから自分のラーメンが離れていったことに気付いたんで。」
と返ってきた。
それ以上は一切尋ねなかったがおそらく、今まで作り上げてきたものが、自分の作りたいラーメンではあるものの高山に来た観光客向けのラーメンとのギャップがあることに気付かされたのか気づいたのだろう。
【美味しいことに変わりはない】
どちらのラーメンも化学物質無添加の原則は変えていないようだが、ここに来たなら「あの味」を喰らいたい。
そう麺は高山風でスープが独自の力強さがあるあの味だよ!
朝からまともに食べていなかった自分は、昼下がりの14時という時間ながら一瞬でスープまで平らげてしまった。
深みのある肉系&魚介系のダブルスープという案内だけど、入口から後半まで魚介風味がぐっと広がる、いつもの味。
そして後味に軽やかな肉系由来の味が舌にふわっと残り消えていく。
うん、やっぱり最高だよ。
(麵屋ととの”らしさ”がふんだんに表れている一杯。半熟煮玉子はトッピングで。何もかもが美味いラーメンを高山で食せる幸せを来るたび噛みしめているし、高山に来る目的となっている。)
【営業時間は当面11-15時】
ご主人曰く、平日の夜はスープが余ればやることもあるけれど、週末だったら年齢的なこともあって営業していないとのこと。
仕込みは結局毎晩やっているらしいのだけど、営業となると厳しんだって。
まだ年齢は60か61くらいのはずだし、見た目も体力ありそうに映るんだけどな。
【こうなったら両ラーメンを食べてみたい】
ご主人のポテンシャルから考えても、「高山中華そば」だってムチャクチャ美味しいはずだ。
今度は、平日の昼と夜のダブルヘッダーで来るしかない!
(いつもと変わらぬ店構え。前回来訪時とちょっと変わっていたのは、さるぼぼコイン対応になっていたこととメニューが変わったことだ。オレにとっては、どちらも大きいことではない。)
【PS/おまけ】
ここから先は、このブログのみで公開する話。
実は、今回の高山行きが最後になるかもしれないという覚悟で来訪していた当方。
もう、この「麵屋とと」さんにも両手いっぱいになるほどの来訪回数を重ねているが、7か月前に訪れた際の第一声が「今日は観光ですか?」とご主人から声を掛けられたんだ。
このフレーズって、ご主人が観光客向けに掛ける第一声なんだよ(笑)
そうか、すっかり忘れられちゃってたかぁと前回はショックだったんだわ。
その7か月前の前は、第一声が「お久しぶりです」だったのにな(笑)
だから、今回もしご主人からの第一声が観光客向けのフレーズだったら、「予告編」でも語っているとおり、本当に高山へ向かう理由がなくなるといっても過言じゃないんだよ。
じゃあその答えはどうだったか?
気になる方は、この記事の冒頭に答えがあるので良かったら(笑)
(↓↓どれかひとつのバナーで結構ですのでクリックしていただくとありがたいです!励みになります↓↓)
|
|
|