【もちろん自分の経験則から】
みんな旅行先や飲み会の幹事などを任された際、目標とするお店について、ひとまずググってみたり飲食店系のサイトで検索をかけると思う。
当然、あまり親しくもない連中が混ざる会であれば、駅近の無難な店を選択するだろうし、気の知れた仲間同士であれば、ちょっと不便でもひねりの利いたお店を選択することもあるかもしれない。
だけど、本当に美味しいお店は、決して交通の便の良くないところがほとんど。
なぜなら、不便であることにもかかわらず、その土地で長く親しまれているからには理由があるからだ。
【もちろんアクセスが良いところにも存在】
これって、あくまで自分の経験則上の持論なのだが、当然、例外もある。
たとえば先日長野に行った際、駅の真ん前にあるそば屋に狙って行ったら、めちゃくちゃウマかったということもあったし、松山市駅前のスパ屋も然り、函館駅に至近の回転寿司屋も然り・・・などなどだ。
まあ、ただしJR駅や大手私鉄駅から離れているという論理であって、バス、市電や地方鉄道を使わなくてはならない場合もアクセスが良くないとココでは定義させていただく。
【地元の場合も紹介してみれば同様】
旅先での出来事を反芻しているうち、地元だったらどうなのかと考えたときに、本ネタのイメージが沸き上がったともいう。
そこでの話なのだけど、地元のネットワークを駆使してみて「いわゆるいい店」は共通していることが分かった。
それは駅から徒歩10分以上15分程度という、歩くには距離があるがなんとか歩いて行けないこともないという距離、ゆえに800~1200m圏内という場所にあることが多いことだ。
もちろん、駅から近いお店にも1~2軒だが人気有名店があるのだけど、駅から近いゆえに入店が出来ないことでも有名になっていたり、常連でがっちり固められているお店となっているため、一見さんらにはハードルが高いことが多い。
それゆえ、当圏内にあるお店の多くは客からの評判もいいし、ネットへのクチコミの内容も悪くない(ことが多い)。
その理由は簡単で、本当に大切にしたいお店の常連だったらまずネットらに書き込まないからであって、ネットには一見さんやチョットした訪問客がスレッドに挙げるからであって、そんな人たちのコメントは概ね印象コメントになることが多いから信用もできようかという判断になる。
【いい店という名の結論】
もうそんなの知っているよ!と言われそうだが、オレなりの結論としては、上述から「駅から徒歩1km前後のお店であって、ネットのクチコミが良いお店」ということになるのかな。
もし、駅前周辺のお店が飽きたり、たまには別のお店を考えている方なら、こういった方法でお店を探してみるのもアリなのではないでしょうか。
【蛇足/注意】
この手法は、我ながら優秀な作戦だと考えているが、当然弱点もある。
それは、コメントをした人がそこまで再訪していない場合だ。
わけあってその後そうなった可能性があることから、コメントを残した日付にも注意をする必要がある。
また、訪れる側の立場として、腰の高さに注意して欲しいということ。
稀に一見であるのに、常連かの様に振る舞ったりする人がいるがこれはマナー違反。
簡単に言えば、土足で踏みにじるような行動をしないようにして欲しいということ。
これは冒頭でも語ったけれど、なぜアクセス的に不便であるのにそのお店が続いているのかという理由を考えてほしい。
そのお店を愛する人たちによって支えられているということを踏まえて、そこにお邪魔するんだという立場は持って欲しいということですな、参考になれば。
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