<その1からのつづき>
【沸々と湧き出る疑問とも戦うオレ】
そもそもの疑問だが、なぜ瀧は三葉の住む街が奥飛騨地方だと知っていたのか?
(奥寺先輩とのデートでスムーズに飛騨地方の展覧を鑑賞していたし・・・それって、なぜ?)
知っていたなら、なぜ糸守町が思い出せなかったのか?
入れ替わっても通った風景が思い出せるのなら、どうして高校名くらい憶えていなかったのか?
この旅をしていて、古川の駅を往復しているときに様々疑問が出てくるのよね。
アニメだという前提を忘れてね(笑)
<飛騨古川駅の外観。ロータリーは大きいが駅舎は小さい。>
【三葉捜索のため奥飛騨探索のシーン】
早朝に降りることなく2回も通り過ぎた飛騨古川駅にはじめて降り立ったのは、11時前のこと。
改札を出たら、さっそくお出迎えしてくれるのは、あのキャラ。
当然のことながら、キグルミを写した立て看板なのだけど、床のタイルの感じやキャラはほぼ忠実に再現されているといっていいだろう。
ただし、アニメでは存在する売店は一切ないし、待合所も奥寺先輩がはしゃげるほどのスペースはなく、グッと狭いのが現状ね。
続いては、古川の駅前で聞き込みを行うところ。
構図的に自分が撮影したとおり、標識が本来は邪魔をするのだけど、視界良好に加工して演出していることがわかる。
また、タクシーのランプは「宮川」の屋号があるところまで同じ。
色はちょっと違うみたいね。
今度は、古川駅からガッツリ歩いて30分くらいの場所にある気多若宮神社の階段における聞き込みシーン。
行けば分かるが、この階段は上に登るほど右方向にうねっているため、このアニメと同じポイントは厳密には存在しない。
そのことは鳥居の位置でもわかるだろうし、鳥居の色も異なる。
ここもひとつの聖地扱いになっているが、ラストの須賀神社のシーンよりもディープではなく、あくまで聞き込みのワンシーンであり境内にまで踏み込んではいない。
<気多若宮神社の階段。ここも外国人の巡礼者を複数確認。>
そして、瀧らの三人組が、稲作地帯を画面の左に歩くシーンがある。
ここのシーンは、高山本線と平行に通る市道の様子が描かれていると思うのだけど、左側に歩くという縛りを考慮すると鉄道と平行にある田んぼが存在しないのでその論理が崩れる。
そこで自分が歩いた場所の中で最も近い場所は、古川駅のほうから、まっすぐ気多若宮神社に伸びる一本道が、その風景に近いと思う。
そもそもフィクションなので・・・ということは検証にならないのでやめておこう。
<この場所も移動の範囲で探したけれど、左側に歩くという縛りがポイント。>
<この鳥居が見えるところよりもずっと駅寄りがそれに近いのだけど・・・>
<その3へのつづく>
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