【本気になって制覇を目指してみた】
千葉県内で焼肉レストランを展開中の赤門は、創業50周年を記念して、「50周年事業プロジェクト」を本格始動させた。
内容等は、別記リンクから参照していただきたいが、その第一弾となる「赤門・凱旋門スタンプラリー」を敢行してきたのでレポートしたい。
なお、最近は赤門に対して厳しい意見を申し上げてきているが、ひょんなことからスイッチが入ったため、全店を制覇したこともあり、以下へ全店に関するコメントと合わせてお送りしたい。
(これがそのチラシ。スタンプラリーと言いながら、たった2店舗を巡れば結構なキムチをいもらえるし、以降2店舗ごと制覇するたびに何らかしらのプレゼントがあるイベントって案外スゴイことなのよ。)
【きっかけ】
ある日の平日、仕事中に千葉市内から四街道市方面へ車を走らせていたら、午前中で用が済んだとの情報が入り、職場に戻るのもアレなので午後から休暇を取ることにしたんだ。
そこでたまたま目に飛び込んだのが、焼肉赤門「四街道店」。
情熱一番ランチ(※→開店時間から一定時間に限って激安のセット等を提供してくれるもの)の時間帯はとっくに過ぎていたが、平日のランチで赤門に来ることなんかまずないことなので、思い切って入店し、このことを知ったのがきっかけとなる。
【赤門グループの整理】
千葉県人、特に市原以北かつ印旛郡市以西の人なら、今さら赤門の説明など不要だと思うけれど、知らない人のために簡単なご紹介をしておこうか。
この赤門グループは、いまだ焼肉店が高級店としてしか存在しなかった50年前に、創業者が立ち上げた焼肉店。
当時の理不尽な設定価格に業を煮やし、もっと安価で焼肉店が開けるということをその創業者が知ったことに端を発する。
そのため、千葉県内(の一部)では「まあまあの肉をまあまあ安く、そしてご飯も無限におかわりができるお店」として超有名な焼肉レストラン店となった。
本来このお店ほど、ケンミンショーで取り上げられるべきお店だと思うのだが、ご飯のおかわりができる以外に特徴的なこともないのでネタにならないのだろう。
ちなみに、たとえば安楽亭や牛角が乗り込んできた時代にあっても、赤門の暖簾は負けることなく、そして廃れることがなかった。
そのため、特に安楽亭などは、千葉県で一定程度展開したものの全く馴染むことはできずに、多くの店が撤退し今ではわずか18店舗しか存在していない。
このことは、隣県埼玉と比較するとその異常さが分かる。
千葉に比べて1.17倍の人口でありながら、千葉県の74%の面積しかない埼玉県には、安楽亭が62店舗も存在する。
これは千葉県の18店舗に比べて3.44倍という数字になることから、それをご理解もいただけるだろう。
それが千葉の赤門グループは、現16店舗(うち1店舗は改装中)であって、他の焼肉チェーン店を迎え撃っている状況だ。
千葉県人の印象としては、焼肉きんぐなどの大型食べ放題チェーン店が進出してきたときにこそ、土俵際まで押しこまれた印象もあったが、コロナ過以降は完全に息を吹き返しているとみている。
その証拠ではないけれど今年の8月、赤門1店舗をお膝元の八千代市内に新規で開店させたり、同じく八千代市内の凱旋門1店舗について改装させているという事実がある。
【千葉県人が持つ焼肉赤門というマインド】
いわゆる中流階級(前後)のひとが、お手軽に「まあまあ」で頂ける焼肉店が赤門、上流階級(前後)のひとがお手軽に「国産牛や和牛」を頂ける焼肉店が凱旋門であると、千葉県人にはこの赤門グループの焼肉というものがすでに完全に染み込んでいるとオレ個人としても言えるわけなんだよぉ。
【前置きが長くなりましたが】
結果から言うと全15店舗を速攻で巡ってきたので、各店を独自の視点でコメントしていきたい。
なお、末広店、都賀店、四街道店、東千葉店、穴川店、小倉台店の6店舗については、過去を含めて相当回数を訪店しているものの直近での印象のみを記載しているので予めご了承いただきたい。
(これが15店舗制覇に用いたボロボロのスタンプカードの表面。企画を知ってから、ちょうど30日で全店制覇してしまった。余談だが、15店舗を迎えた店舗では「お客様が初めてです」と言われたwww)
<中編へ続く>
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