このところ、各界において引退の言葉が飛び交っている。つい最近のこととしては、王 貞治、小泉純一郎、朝原信治、桑田真澄、清原和博、などが直ぐに浮かんで来る。
王 貞治監督は8703と同じ1940年生まれである。スポーツ界では昭和の名横綱大鵬幸喜、安打製造機とまで言われた張本 勲、小さな大投手坂東英二などが同期である。体調を崩し、チームが低迷した状態で監督引退をする王さんが気の毒である。
小泉純一郎は1942年生まれ。8703より年下が首相になったのは彼が初めてである。考えようによっては見事な引き際だが、「息子を後継に」と言うことで物議をかもしている。変人もやはり普通のオヤジであったようだ。
スポーツ選手の現役引退は早い。桑田、清原は愚息と同期である。高校時代からK.K.コンビとして甲子園を沸かせ、プロ野球入団に際してはギクシャクした関係に落ち込まされた二人である。その二人が20数年後に殆ど時を同じくして現役を引退する。お互いによきライバルとして支えあってきた証であろう。
今日、清原の引退セレモニーが予定されている。類まれなる素質を有していながら、彼はついに無冠で引退することになる?。8703の記憶では、彼は年間タイトルと言う名のものは取っていないはずだ・・・?
そのこと(無冠で終わること)が、8703は残念と言うより清原らしいと思っている。大きなタイトルは取らなかったが(2000本安打は偉大だ)、彼は多くの野球フアンの記憶に残る男である。今宵は偉大な大打者清原和博の姿をしっかりと目に焼き付けておきたいものである。