夏の風物詩の一つである、全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園大会)の地区予選が酣(たけなわ)である。
北海道は南と北大会が行われているが、まさしく群雄割拠である。有力な優勝候補と言われていた学校が次々と敗退している。
南北海道大会では、春の北海道大会で優勝した立命館慶祥高等学校が支部予選で敗退。春の甲子園出場の鵡川高校と甲子園常連の駒大苫小牧高校が、道大会の一、二回戦で敗退している。
南北海道大会のベスト4は、札幌第一高校、函館工業高校、札幌新川高校、北照高校である。くしくも、公立2、私立2が残ったことになる。明後日準決勝が行われる。
北北海道では、大本命と思われていた駒大岩見沢高校が一回戦で釧路工業高校に敗れてしまい、まさしく本命不在の熱闘が繰り広げられている。