全英オープンの2日目から最終日まで、テレビ観戦を全うした。2日目は、百パーセント石川遼君の応援であったが、残念ながら予選落ちした。
ところが、久保谷健一が見事なスコアで予選を通過していた。そして、ベテラン59歳のトムワトソンもトップグループにいた。決勝ラウンドはこの二人に注目して観戦。
昨夜の最終日は、なんと、プレイオフになってしまい、ホールアウトしたのが3時半頃であった。
最終組18番ホール。ここで、ワトソンがパーで上がれば歴代最年長優勝記録を更新するはずであった。第一打は見事にフェアーウェイをキープし、優勝確率高しとなった。
ところが、いつ何が起こるかわからないのがゴルフだ。ワトソンの第二打は素晴らしいショットながら、僅かにグリーンオーバーした。
しかし、彼の力量からして寄せワンパーは確実と思った。第3打をパターで寄せたのだが、2メートルほどオーバーしてしまった。そして、パーパットをはずしてプレイオフになった。
プレイオフに入ってからのワトソンには、やはり疲労感がショットに表れていた。正確無比を誇っていたドライバーショットまでが大きく曲がり万事休した。『ご苦労さんワトソン。素晴らしいプレイをありがとうワトソン』の言葉を贈りたい。
若い石川遼、中堅の久保谷健一、そして、大ベテランのトムワトソン、3者3様の素晴らしいプレイを堪能し、ゴルフの魅力を再発見した3日間であった。