6日(木)、7日(金)とNHK学校音楽コンクール道北地区大会へ行って来た。2日とも絶好の日よりで、青空の下文字通り熱い合唱が展開された。
1日目は、午前が高等学校の部で4校が参加。混声合唱3校、女声合唱1校の中から北海道旭川東高等学校が金賞に選ばれた。例年通り、大変バランスの良い安定感に溢れる混声合唱であった。
ただ一つ女声合唱で参加した旭川藤女子高等学校は、少人数ながらとても質の高い演奏で銀賞であったが、実質金に値する合唱との評価であった。
午後の部小学校も4校の参加であった。北海道教育大学附属旭川小学校が金賞に選ばれた。質量共に充実の好演奏であった。
なお、小学校の部では旭川市外から稚内市立稚内中央小学校、中富良野町立中富良野小学校が参加した。両校共に、とても素直で子どもらしい演奏が印象深く、今後の成長が期待できる合唱であった。
2日目、中学校の部は8校の参加であったが、大変レベルが高く、かつレベルが拮抗した素晴らしい合唱の数々であった。この地区においても、中学校の合唱レベルの向上が認められた。
金賞を得た北海道教育大学附属旭川中学校は、恵まれた声と完成度の高い表現力で文句無しの第一位であった。10校以上の出場があれば金賞が2校に与えられる規定から、わずか2校が不足である現状が惜しまれる。
3部門を通して道北地区校の合唱が着実に成長していることは確認できた。しかし、参加が旭川地区に限定される傾向を懸念している。北海道の約三分の一(?)の面積を有する道北地区である。もっともっと広範な地域からの参加を期待したいものである。