土曜日は、毎週のことながら、市ヶ谷の日本棋院に息子を連れて行く。今日の成績は2勝2敗だという。7級になって、半年、まあ、それなりに頑張っているのだと思うが、少し寂しい成績ではある。囲碁が終わってから、妻と待ち合わせ、1時間ほどかけて、東京の西部にある私立の中学校へ行く。理科実験教室があるのだ。
塾の紹介なのだが、毎月1回、理科実験教室というのがあり、いろいろな私立の中学校で実験をしてくれるし、児童に参加させてもくれる。基本的には、塾の後援なので、中学の入試問題に出てくる理科の実験を取り上げることになる。中学校の方は、自校のPRもかねて、理科の担当の先生が総出で、実験を見せてくれる。大学を使う場合もあるが、中学校である場合は、児童が実験をしている間に、父兄は学校見学というコースを設定する場合がある。
今日は、残念ながら、中学校が新築工事中であり、学校見学はなく、子どもだけの実験教室だった。教室は、1時半から4時半まで。私と妻は、時間つぶしのために、喫茶店を探した。周りは、団地が広がっており、残念ながら、近くにファミリーレストランなど見あたらない。もちろん、喫茶店もない。30分ほどかけて、駅まで戻り、駅前の喫茶店に入る。
息子が、ゲームを買いたいといっているがどうしたらいいか、という話になる。問題のゲームは、任天堂からもうすぐ発売になる『ポケットモンスター エメラルド』。ソフトを買えば、当然ハードが必要になる。我が家には、ゲーム機はない。パソコンでできるゲームは、時々やっているが、テレビゲームはできない。もちろん、ゲームボーイも無い。息子曰く、「ソフトは、ぼくの貯金で買うから、ゲーム機(ゲームボーイアドバンス)は、クリスマスプレゼントで欲しいな。サンタさんにお願いしようかな」。今までは、一応サンタさんへのお願いを私が聞いておいて、私がサンタさんにお願いすることになっている。(もちろん、実際に買うのサンタさんではなく、私だと言うことはすでに知っているが、一応サンタさんがいるふりを親子でしている)
義理の妹夫婦の子どもたちが、貯金をしてそのソフトを買うというのを聞いてきて、とうとう自分でも欲しくなったようなのだ。もちろん、彼らはゲームボーイアドバンスをそれぞれ持っている。今年のお正月にお年玉を利用してそれぞれが購入した。そして、しょっちゅう遊びに行っているので、借りてやっている。今回は、自分のゲームをやりたいらしい。自分のゲームの履歴というか成績データを残したいのだ。そのためには自分のソフトとハードが必要になる訳だ。その気持ちはわからないではない。結論は、ゲームはダメだと一応言うが、どうしても承知しない場合は、ゲーム機は買わない、ソフトは買ってもいいが、どこでやる場合でも、30分以上は絶対ダメだと約束をするということにした。
理科の実験教室は面白かったらしい。「水素ガスの爆発実験」だとか「化学変化による薬の作成」という危ない実験をやったらしいが、それを家でやりたいという。できないとことはないが、かなり危ない。そのために、こうして理科実験教室に来ている。そのことを話すと、何となく、未練ありそうだったが、来月も行きたいと言う。うまく調整が取れたらまた、連れて行くという話になる。それから、家に帰るまでの1時間は、ゲームの話になる。どうしても、欲しいらしい。結局、私と妻が考えた案まで譲歩することになった。「泣く子と地頭には勝てぬ」とは、よく言ったものだ。妻はかなり強いが、私は、弱い。
それでも、息子は、喜んでいた。おそらく、絶対に許してくれないと思っていたようだ。そうすると、私は、息子の罠にはまったのだろうか。これは、エスカレートしていくものだ。次は、ハードの要求になるに決まっている。それが我慢できるだろうか。子どもに、「うん、ぼく我慢する」といわれると、私は弱い。たいてい、後で妻にしかられることになる。「あなたは、甘いんだから。一度言ったら、あの子は絶対に忘れないよ。ハードもいいなんて絶対に言わないでね」と言う。先ほどの従兄弟は、3人兄弟だが、長男は今年中学生になり、ゲームボーイアドバンスを持っているが、余り使わないらしい。息子は、それを借りるからいいや、と言う。朝家を出たのが、7時40分。囲碁教室、理科実験教室を終えて、外で夕食を食べ、家に帰り着いたのは、19時だ。私はとても疲れたが、それでも息子を待っている間は、休憩していた。息子はもっと疲れたに違いない。
塾の紹介なのだが、毎月1回、理科実験教室というのがあり、いろいろな私立の中学校で実験をしてくれるし、児童に参加させてもくれる。基本的には、塾の後援なので、中学の入試問題に出てくる理科の実験を取り上げることになる。中学校の方は、自校のPRもかねて、理科の担当の先生が総出で、実験を見せてくれる。大学を使う場合もあるが、中学校である場合は、児童が実験をしている間に、父兄は学校見学というコースを設定する場合がある。
今日は、残念ながら、中学校が新築工事中であり、学校見学はなく、子どもだけの実験教室だった。教室は、1時半から4時半まで。私と妻は、時間つぶしのために、喫茶店を探した。周りは、団地が広がっており、残念ながら、近くにファミリーレストランなど見あたらない。もちろん、喫茶店もない。30分ほどかけて、駅まで戻り、駅前の喫茶店に入る。
息子が、ゲームを買いたいといっているがどうしたらいいか、という話になる。問題のゲームは、任天堂からもうすぐ発売になる『ポケットモンスター エメラルド』。ソフトを買えば、当然ハードが必要になる。我が家には、ゲーム機はない。パソコンでできるゲームは、時々やっているが、テレビゲームはできない。もちろん、ゲームボーイも無い。息子曰く、「ソフトは、ぼくの貯金で買うから、ゲーム機(ゲームボーイアドバンス)は、クリスマスプレゼントで欲しいな。サンタさんにお願いしようかな」。今までは、一応サンタさんへのお願いを私が聞いておいて、私がサンタさんにお願いすることになっている。(もちろん、実際に買うのサンタさんではなく、私だと言うことはすでに知っているが、一応サンタさんがいるふりを親子でしている)
義理の妹夫婦の子どもたちが、貯金をしてそのソフトを買うというのを聞いてきて、とうとう自分でも欲しくなったようなのだ。もちろん、彼らはゲームボーイアドバンスをそれぞれ持っている。今年のお正月にお年玉を利用してそれぞれが購入した。そして、しょっちゅう遊びに行っているので、借りてやっている。今回は、自分のゲームをやりたいらしい。自分のゲームの履歴というか成績データを残したいのだ。そのためには自分のソフトとハードが必要になる訳だ。その気持ちはわからないではない。結論は、ゲームはダメだと一応言うが、どうしても承知しない場合は、ゲーム機は買わない、ソフトは買ってもいいが、どこでやる場合でも、30分以上は絶対ダメだと約束をするということにした。
理科の実験教室は面白かったらしい。「水素ガスの爆発実験」だとか「化学変化による薬の作成」という危ない実験をやったらしいが、それを家でやりたいという。できないとことはないが、かなり危ない。そのために、こうして理科実験教室に来ている。そのことを話すと、何となく、未練ありそうだったが、来月も行きたいと言う。うまく調整が取れたらまた、連れて行くという話になる。それから、家に帰るまでの1時間は、ゲームの話になる。どうしても、欲しいらしい。結局、私と妻が考えた案まで譲歩することになった。「泣く子と地頭には勝てぬ」とは、よく言ったものだ。妻はかなり強いが、私は、弱い。
それでも、息子は、喜んでいた。おそらく、絶対に許してくれないと思っていたようだ。そうすると、私は、息子の罠にはまったのだろうか。これは、エスカレートしていくものだ。次は、ハードの要求になるに決まっている。それが我慢できるだろうか。子どもに、「うん、ぼく我慢する」といわれると、私は弱い。たいてい、後で妻にしかられることになる。「あなたは、甘いんだから。一度言ったら、あの子は絶対に忘れないよ。ハードもいいなんて絶対に言わないでね」と言う。先ほどの従兄弟は、3人兄弟だが、長男は今年中学生になり、ゲームボーイアドバンスを持っているが、余り使わないらしい。息子は、それを借りるからいいや、と言う。朝家を出たのが、7時40分。囲碁教室、理科実験教室を終えて、外で夕食を食べ、家に帰り着いたのは、19時だ。私はとても疲れたが、それでも息子を待っている間は、休憩していた。息子はもっと疲れたに違いない。