どこか涼しいところはないかな~
山の渓流沿いとかいいかも・・でもやんたんはアプローチが暑いしな~
そんなとき、京都市最北端の山の中に見渡す限りの野菊の里があるとのウワサ。
早速ググってみると、その名も「北山友禅菊」。
良さげじゃないですか、行ってみましょう!
普通は若狭へ行く国道367号線から西に入る経路で行くようですが、湖西道路が込みそう・・
そこで、あえて森の京都を抜け東に入るルートを選択しました。
途中、立派な杉林の中の道を行きます。そうそう、昔からこの辺の道はこんな感じだったな~
右手には綺麗な川が流れています。
車が止められる場所がありました。
ちょっと一休みしていきましょう。
気温が10℃くらい下がったのではないかと思うほどひんやり。
湿度も高く、マイナスイオンが満ち溢れています。
苔が綺麗!
スギゴケにしては大きすぎるコケ。
水遊びにピッタリですね。足を水につけると冷たい!!
花は少なかったのですが、苔を見ているだけで癒されます~
こちらはヤマトウバナかしら。
ところで、この川、何という川かと思って地図を見たら「大堰川」と。
え~あの嵐山に流れている大堰川? こんな場所から流れていたのですね。
先を進みます。
途中から府道110号線に入ります。
100番台の府道ですが、はっきり言って1車線強くらいしかありません。
覚悟はしていましたが、対向車が来たらどうしようとドキドキ。
でも一台も来ないうちに、目的地に到着!
わあ、綺麗!
ここは京都市左京区久多地区。京都市の最北端に位置しており、完全に山の中です。
それなのに、どうしてこんなに車がいるの~
駐車場の最後の一台分のスペースを何とか確保し、見学!
駐車料金500円、入園料は一人500円(摘み取り10本付)です。
管理する方の姿はなく、無人の料金箱に「お釣りのいる人は、次回払ってください」と。
これって、実質タダで見学できるということ!?なんとものんびりしています。
何はともあれ、見に行きましょう!
北山友禅菊は、左京区久多地区に自生していた野生菊の中から、特に強健で栽培しやすく、
色の鮮やかな系統を選抜したもので、平成9年から久多地区で栽培しています。
(京都府ホームページより)
確かに、野菊に比べて、花が整ってすごく色が鮮やかです。
300円で切り花も売っていました。
欲しかったけど、この後行きたい場所があったので、撮るだけ。
それにしても、結構人が多かったですね~
何か所かお花畑があり、少しずつ咲く時期をずらせているようです。
こちらでは少しだけまばら。
こちらはもう最盛期が終わり、倒れてきています。
祠にお供えする花ももちろん北山友禅菊。
別の畑にて。奥の茅葺のおうちの屋根がちょっとヤバイ感じです・・・
地球って丸いんだね~
違うか(笑)
ここが一番満開でした。本当に綺麗でしたよ~
しつこくてすみません。
人間は花を愛でますが、虫たちは蜜を愛でます。
ハナムグリや
ミツバチが沢山。
こちらは蜜目当てではなく、一休み中のアキアカネ。
まだ朝9時過ぎだというのに人が多すぎてちょっと引きましたが、本当に素敵でした。
ここは山里、見所はこの北山友禅菊がメインですが、その他にもちょこちょこ見つけたものも。
明日、ご紹介しますね~
【撮影:2023/7/29 京都市左京区久多】