北山友禅菊の里を出て向かったところは・・・
え、ユキミバナ?
そうなんです。キツネノマゴ科イセハナビ属。
京都府立植物園でユキミバナが咲いているのを見たので、そろそろ咲いているかな~と。
で、どこなんですか!
あ、焦らしてすみません。福井県若狭町にある瓜割の滝にはこのユキミバナが沢山咲いています。
次に行きたかった場所とは瓜割の滝だったんです。
天徳寺さんは、今回もパス。すみません!
容赦なく照り付ける太陽に、せっかく咲き始めていたユキミバナ、どれも少し萎れています。
あちゃー
それでも綺麗な花も・・・
可愛いですね~
ユキミバナは滋賀県北部と福井県若狭の県境付近に自生し、1993年に新種認定されました。
まだまだ、ほやほやの花なんです。
夏から雪が咲くころまでずっと咲いているので、雪を見る花、ユキミバナと名付けられたそう。
初めてここに来た時には、ちょうど満開の時期で、林床一面に咲いていました。
日帰りで来られるので、またその頃に来てみようかな。
他の花も期待していたのですが・・・
ノブキ(キク科ノブキ属)が一本、しかも葉は虫食いでぼろぼろ・・・
で、こちらは比較的咲いているのですが、今年はやはり一本だけ。
ガンクビソウ(キク科ヤブタバコ属)です。
ヤブタバコに比べると、ちょっと山に生えるイメージですがどうでしょうか。
こちら、写真が下手すぎですが、特徴のある草なのでお分かりでしょう。
オオハンゲ(サトイモ科ハンゲ属)です。
山地の石灰岩地に自生するそうですよ。
あ、トカゲ!綺麗な青いしっぽのニホントカゲです。
瓜割の滝に到着です。木漏れ日が気持ちいい・・のを通り越して、痛いです。
それでも他の場所に比べたらかなり気温は低め。
何より、水が冷たいです!
首に巻いていた綿のスカーフをこの水に浸して首に巻いたら涼しい~
(このスカーフはほんの1時間もしないうちに、カラカラになってしまいましたが・・・)
滝の周りにもいろいろな植物があるのですが、今の時期は端境期なんでしょう。
キッコウハグマの閉鎖花が咲いていて驚きましたが・・・
この花はなんでしょう。
アップで。クワガタソウっぽいですが、ヤマクワガタ? サンインクワガタ?
この一輪だけでは分かりません。
涼を求めてでしょうか、チョウが休んでいました。
サトキマダラヒカゲでしょうか。それともヤマキマダラヒカゲ?
よく分かりませんが、そのあたりのチョウみたいです。
ここではない、もう少し日当たりのいい場所にもチョウが。
こちらはアオスジアゲハですね。水分補給にきたのでしょうか。
暑いとチョウも大変ですね。
ということで、少し中途半端なレポートになりましたが、やはりここはいい場所です。
今後も季節ごとに訪れてみたいと思いました。
さ~て、時間はまだ正午を少し過ぎたところです。
でもちょっと疲れたので、帰る方向に向かうことにしました。
どこを通って帰ろうかな~
【撮影:2023/7/29 福井県若狭町】