今日は祇園祭の山鉾巡行。
2年続きで中止になっていましたが、今年は久々に行われます。
それに先立つ、宵山、宵々山など、ものすごい混雑だったようですね。
私はニュースで見ましたが、まるでコロナ禍前のように、人がびっしり!
コロナがない時代でも、私にはあそこに飛び込む勇気はありません・・・
ということで、いつものことながら京都らしいネタがなくてスミマセン。
今日も昨日に続き山科川ネタです。
先週、ウマノスズクサとジャコウアゲハの幼虫を見に行った後、川沿いを歩いて帰りました。
山科川と支流の合流地点です。
いつもは、右の方の飛び石を渡って右岸に行くのですが・・・
水が増えて、飛び石が沈んでいました。(手前の石です)
良かった!左岸につながる飛び石は無事通れそうです。
左手には、オオフサモ(ブラジル原産)がびっしり。
元々は観賞用に持ち込まれた水草ですが、野生化して今や日本の侵略的外来生物ワースト100に・・
無事左岸に出ました。
鳥たちに人気の水門の柵。今日はアオサギです。
よく見ると、片足立ちですね。
いいでしょ、別に。
右岸にわたります。歩道の隙間からセイヨウミヤコグサが咲いていました。
川の土手はというと、セイヨウミヤコグサはほぼ終わり、今はヒメジョオンばかりです。
そこに現れたカモ!マガモのようですね。
水に頭を突っ込んでいるカモが顔を出しました。メスのようです。
右手のカモもメスみたい。あれ?メスが二羽??
反対を向きました。
あれれ、頭が少しだけ緑色!こちらはなんとオスのようです。
これぞカモ(♂)の夏羽の完成形!
まるでメスのような羽の色になります。
この現象をエクリプス(日食、月食などの語源と同様、覆い隠すの意)というそうです。
派手な繁殖羽は敵に見つかりやすいので、繁殖期が終わると地味な茶色の羽に衣替え。
なかなかいいシステムですね~
ちなみに、雌雄の見分け方ですが、嘴が黄色っぽいのがオス、黒っぽいのがメスです。
上の写真で確かめてくださいね。
ちなみに北の国から渡ってきたときのマガモはこんな感じでまだ冬羽になりきっていません。
(2020/10/25 宇治市)
それが年末になるとこんな感じで見事な冬羽に・・
多分同じ個体です。
(2020/12/27 宇治市)
さてどんどん下流の方に向かって歩いていきますが、何もありません。
もうちょっとで道路に突き当たるあたりでカワウを見つけました。
羽を乾かし中でしょうか。
そしてその横にマガモのつがい二組発見!さて、どこにいるでしょう。
ズーーム
さらにズーーム
分かりにくいですが、左からオス、メス、オスです。
こちらはまだオスの頭に緑が残っていますね。
同じ色になるのも、もうすぐでしょう。
ところで、この夏羽への変化はかなり急激に起こり、その間飛べなくなるそうです。
それを考えても、ここ山科川はかなり住環境がいいんでしょうね~
時間が朝だったので、ハトはみんな出勤中で不在でした。
いつ行っても、興味の尽きない山科川です。
明日はまた植物に戻ります。
山科川で見た不思議な現象をご覧くださいませ。
【撮影:2022/7/10 京都市伏見区】
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山科川も、自然豊かなのを感じます。
タイトルのエクリプス、
エクリプスって何って検索しようかと
思ったんですが、読んでいてなるほどです。
鴨たちも夏の羽に、模様替えしてるんですね。
本物を見たことないですが、高山の雷鳥は、冬には真っ白に変化するのを山の番組で、紹介していますよね^^
カワウの羽を乾かす様子、
どうしても悪魔が羽を広げているかのように見えます^^;
各地で、大雨、
こちらは、土砂降りで、市からは、避難警報が出て、
スマホが、大きな音でなったのに、驚かせられました(@_@)
おはようございます。
祇園祭の日に京都一周です。
お祭りとは関係ない伏見区から山科区方面を歩きます。
これから出かけます。
エクリプス、勉強になりました。
日食でよく使っていましたが、鳥の羽にも使うのですね。
ありがとうございます。
行ってきます!
そもそもウチの近所の池にはマガモが来ないのです。来るのはオオハクチョウと、オナガガモとハジロの仲間が中心です。
ですから、どんな風にマガモの羽衣が変わるのかを知りません。
ほんとにメスと見間違えそうなほどに変わるのですね。
このペアは、ここで繁殖するのでしょうか?
そもそも、どうして北へ帰らなかったのでしょうか?
いろいろ不思議なことばかりです。
近くに楽しいところがいっぱいあっていいですね。
続編を希望します!
それから、fukurouさん、京都一周ご苦労様です。
お気をつけて行ってらっしゃいませ。
祇園祭の山鉾巡行、私もニュースやブログで見ました。
今年の夏祭りは規模は縮小していますが、方々で開催されてますね。
ニュースで見る限り、行楽地やお祭りの混雑はコロナ前に戻ったようです。
今回の選挙でもノーマスク、ノーワクチンを推奨する政党も議席を得ました。
世の中の空気が完全にコロナ前に戻りつつあります。
新型コロナの新規感染者数も、これからさらに増え続けることでしょう。
でも、もう二度と緊急事態宣言の出る世の中には戻りたくありません。
これからの日本はどうなるのでしょう。悩ましいですね。
話が逸れましたが、山科川の話題に戻ります。
京都らしいネタとは思えませんが、オオフサモの群生凄いですね。(@_@)
アオサギの写真、ナイスショットです~。(^.^)
マガモの雌雄の見分け方、夏羽と冬羽の違い、勉強になりました。
素晴らしいですね。
でも凄い人出が心配です。
さてこちらはのどかな山科川。
マガモのエクリプス、見事ですね。
嘴を見なければ、雌との区別がつきません。
羽が変わっている間は飛べないとは、相当エネルギーを使うのでしょうか。
確かに夏羽の方が目立ちませんね。
このマガモは、日本で夏を過ごすようですね。
どうして残ってしまたのでしょうか。
なつみかんさんは、毎日興味津々の記事を載せて下さいますね。
有難うございます。
早速赤塚植物園の後編にコメントをお寄せ頂き有難うございましたm(__)m
ところで京都の山鉾巡業、時台絵巻とっても素晴らしいですが、この暑さとオミクロンの弟波、
なつみかんさんのおっしゃられる様に、私もネット或いはTV観戦派です!
私の仕事場近く、浅草でも色々と大きな祭りは有りますが、コロナで中止も有り、
また開催されても中々行く気になりません(^_^;)
そんな中、川辺の散歩や山歩き、イイですね♪
また7月13日ご投稿のウマノスズクサ、とっても珍し花ですね、私は初物です。
その初物では15日ご投稿のハエドクソウや16日のホルトノキは見た事が有りません。
さすがなつみかんさん、この様な花々をご紹介頂き重ねてお礼申し上げます。
余談ですが、宇治川の水も増水しているとか、ここ数日梅雨末期の大雨が、
全国的に被害が出ている様ですが、そちらは大丈夫でしょうか?
私の自宅は都内で高台のマンション住まいなので、雨の心配は全くありませんが、
先週の火曜日、仕事用のプリンターが壊れ急遽松本の工場まで持ち込み修理依頼に行った帰り、
埼玉県の東松山市付近でとんでもない豪雨(ニュースにもなった)に遭遇し、
かなりヒヤヒヤの思いを致しました。
(道路の水たまりで深いところは30cm近くの所も)
この時期の出かけは、かなり天気予報を調べて行かないとエライ目に遭いそうです(^0^;)
マガモの羽の色に変化があるということは、前から少しは気づいていました。
というのも、渡ってきたばかりのときはくすんだ色合いになっているからです。
でも今年のように、北の国に帰らないマガモを沢山見るのは初めてだったので、つぶさに観察できました。
冬羽と夏羽が随分違うという鳥は他にもいますね。
おっしゃっている通り、雷鳥が代表格かもしれません。
うまくできてるものですね~
関東・東北・九州など局地的な豪雨に見舞われているようですね。
警報、怖いですよね><
こちらはたまたま昨日も今日も予報が外れてほとんど雨が降りませんでした。
気まぐれな天気、本当に気を付けないとですね・・・
京都一周、お疲れ様でした!
お天気はまあまあだったのではないでしょうか。
私も今日は午前中、京都府立植物園などウロウロしていました。
またどちらに行かれたのか、教えてくださいね!
エクリプスは私の方は鳥の羽でちょっと聞いたことがありました。
日食月食については知らなくて、今回調べて知りました。
天体のことは星夫に一任しています(笑)
今日のfukurouさんの投稿に出てきたカワセミは、養殖している金魚を食べているのでしょうか!?
確かに冬の間のshuさんの投稿拝見しても、マガモはいませんでしたね。
こちらはマガモとカルガモが主流で、「ああ、またか」みたいな感じです。
でも今年ほど居残り組が多いのは珍しいですね。
というのも、今朝久しぶりに賀茂川沿いを歩いたのですが、そこでも何組ものマガモを見かけました。
つがいもいれば、オスばかりの群れもいました。
集団で居残りを決めたのでしょうか。
このご時世、カモもあまり北の国に帰りたくなったのカモ・・・