地鳴きを追ってウグイスみーっけ～京都府立植物園2021/11下旬（3）

今回、植物生態園の花は少なかったのですが、小鳥たちの鳴き声は沢山聞きました。
鳥たちもここが安全な場所と知っているからか、他のところと違い、比較的姿を見せてくれます。
（とはいえ、動きが素早すぎてなかなか写真は難しいですが）

今回も何もないないと生態園を歩いていたら、ジッジッと聞き慣れた地鳴きが聞こえてきました。
ウグイスです。
ウグイスはいつも藪にいて、声はすれども姿は見えずの典型。
今回も到底見ることはできないと思っていたら、なんとちらっと姿を見せてくれたではないですか。
慌ててカメラを向けるとまたあっという間に去ります。
そしてまたジッジッ。
前も書きましたが、鳥はなぜか逃げている時も食べている時も、いつも鳴いています。
なので、いくら逃げても大体の場所は分かります。
そして、ちらちら見える影。
こうなったら意地。出てくるまで根気よく待っていると・・・

いた！　ほんの一瞬でしたが姿をキャッチ！


この後また遠くの針葉樹のところに行ってしまいました。
でもそこでも姿を見せながらうろうろ。
なんとかこんな感じで写真に収めることができ、ボケボケですが大満足～
ちなみにこの背の低い針葉樹、ツガみたいな葉っぱですが何でしょうね。しきりに突いていました。


トリミング写真です。

同じ場所には、今年初見のアオジちゃん♡
枝かぶりですが、物思いにふけっているような表情がよく分かります。


別の場所では、全身バッチリ！
やっぱりなんだか物思い中・・・どうしたの？


他にもいましたが、全然まともに撮れず。
エナガはこの１枚だけ・・・大好きなカエデの木にて。

せっかくジョビ太くんを見つけたのに、後ろ姿しか撮れず・・・


鳥は早々に諦めました。
さて、この後はせっかくなので生態園付近の黄葉・紅葉をどうぞ～

生態園外れにあるイロハモミジ。今回の紅葉ではトップクラスの赤さ。


色々モミジ。


森のカフェ裏にある大きなフウの木。今年は紅葉ではなく黄葉でした。


ちゃんと実がぶら下がっていましたよ～


この高木はなんでしょうか。


ズームで見ると・・・
お～豆をパッと投げ飛ばして空中に飛び散ったばかりのようなセンダン。


もっとズームでみると・・・
普通センダンの実は一か所からぶら下がるように沢山付く印象ですが、こんなにバラけて付くこともあるのですね。
マイアルバムで確認してみると、これまでこんな付き方を見たのは宇治市植物公園だけです。
違う品種というわけでもないでしょうけど。


ということで、今回はウグイスを見られたから行った甲斐がありました。
朝一番（といっても９時ですが）に行ったのがよかったのかもしれません。

明日は京都府立植物園の最終回。しつこく紅葉が出てきますがご容赦ください。

【撮影：2021/11下旬　京都府立植物園】