今回ササユリ・オトメユリに加えてラッキーだったのがヤマシャクヤク(ボタン科ボタン属)。
しかも・・・ベニバナです!
名札には「ベニバナヤマシャクヤク」とありました。
ちょっと残念だったのがほんのわずか開花より早いタイミングだったこと。
これは無理やり覗き込むしかありません。
てっきりこちらも園芸種かと思ったら、京都に自生地があるようです。
美山では保護された場所があり、例年今の時期には観賞会が開かれていたそうですが、去年・今年ともコロナで中止。
残念!
ヤマシャクヤクは種が発芽するまで2年、咲くまで3~4年、さらにベニバナかどうかはっきりするのは5~6年後だそう。
ベニバナヤマシャクヤクは絶滅寸前種に指定されているそうです。
熱心な保護活動によりかろうじて種が保たれているようで、頭が下がります・・・
白い花もありました!見慣れているのはこちらですね。
ホタルブクロ(キキョウ科ホタルブクロ属)が咲き始めていました。
京都では白が多いのですが、こちらの株は微妙にピンクのグラデーション。
一番咲いていた草本の花がノアザミ(キク科アザミ属)です。うん、これもピンク系。
クロアゲハが吸蜜に・・・
あちこちで群落を作っていた白いマーガレットのような花は、シャスターデージー(キク科フランスギク属)。
てっきり野生化しているフランスギクかと思ったら、「フランスギク×ハマギク」の園芸種なんだそうです。
違いは全くわかりません・・・
ノアザミとのキク科紅白コラボ(無理矢理)
他にも・・・赤紫のナンテンハギ(マメ科ソラマメ属)
日本全国に自生するらしいのですが、京都では絶滅危惧になっているようです。
薄紫のタツナミソウも。きっと「ナントカタツナミソウ」なんだと思いますが、分かりません。
ヤマシャクヤクの近くに自生のように生えているので、花名板も見当たりません・・・
松江の先生ですらよく分からないようなので、とりあえず「タツナミソウ」で・・・
最後はちょっとピンクから離れたところで・・・次回へ続く。
【撮影:2021/5下旬 わち山野草の森】
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ヤマシャクヤクは懐かしい花です。
じっくりと観たのは上高地の明神でしたが、徳本峠からの下り、藪の中のあちらこちらに咲いていました。
ベニバナヤマシャクヤクは見たことがありません。
図鑑で観ると花弁の紅色が鮮やかでした。
お写真は日陰で撮られたため、青色が強く発色したみたいですね。
それにしても、ヤマ〇〇、ヤマ△△・・と、ヤマが付く植物の多いこと。
もちろん本家本元はヤマの方で、ヤマが付かない方がコピーです。
中には本家が里の植物で、ヤマへ逃げて行ってひそかに住んでいるものもあるでしょうけど。
山好きがひいき目に見ると、ヤマの方が純粋で可憐に見えてしまいます。
ヤマシャクヤク、山に咲く芍薬
何か、漢字で書きたい感じですねぇ
自生のものは、少なくなっていると聞きます。
心無い人の乱獲も有るんでしょうね
大切な花、保護されて残っていって欲しいです。
タツナミソウ、オカタツナミソウかもって
タツナミソウより、少し咲く時期が遅いようですよ
おはようございます。
ヤマシャクヤクは白い花と思っていました。
ベニバナヤマシャクヤク、ベニバナがあるのですね。
何とも言えない色をしています。
恥ずかしそうに蕊を隠している姿が、奥ゆかしくていいですね!
大きな雌しべがのぞいています。
花の絵は心和み癒されるが、
自分の口癖でもありますが、
たとえ見慣れた花画像であっても、
このようにままの花風情もまた良しでしょう。
今後覗かさせていただき楽しませていただきます。
一重ですっきりとして、葉の感じも違いますね。
種から発芽して花開くまで随分時間がかかるようで、貴重な花なんですね。
是非保存されて欲しいものです。
ナンテンハギも知りませんでした。
ナントカタツナミソウ、可愛いですね。
普通にタツナミソウはとっくに咲き終わってしまいましたが。
山芍薬(白)をご覧になったことがあるのですね!
自然の中で見たらさぞ感動すると思います。
白い花が素敵と思っていましたが、ピンクの花(蕾)を見て、感激しました。
写真が下手で紫がかって写っていますが、綺麗なピンク色でしたよ。
残念なことに、花が咲いている期間が短いようで、今週末に再訪したとしても、終わっていると思います‥
それにしても、shuさんはよほど山がお好きなんですね。
投稿やコメント拝見していると、そう思います(^^)
たしかに、山芍薬と書いた方が、風情がありますね。
正直、普通の芍薬より山芍薬の方が好きかもです。
でも、この花、咲いているときは可憐なのに、実になるとどきつい赤になり、遠目にもドッキリします。
可愛い女の子と思っていたら、魔女だったという感じでしょうか。
育てるのは難しそうなので、山で見かけても決して持ち帰らないようにしてほしいですね。
オカタツナミソウ、そうかもしれませんね。
でも、タツナミソウも結構いつでも見かけるので、自信がありません^^;
私もベニバナがあるとは全然知りませんでした。
山野草の森で見かけ、調べてみたら結構京都府内で見られる場所があるようですね。
(ほとんど山の中のようですが)
希少種なので、そーっとしておきたいです。
雌蕊、たしかにゴツいですね。
将来のあの毒々しい姿をふと思い浮かべてしまいます。
あの実が群生したら、それはそれは壮観だそうですよ。
花には癒される‥その通りです。
このコロナ禍で、もし花がなかったら、とっくに病んでいたでしょう。
日々の散歩が生きる源です!
(大袈裟ですが)
私の投稿はいつもこんな感じですが、今後ともどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
ヤマシャクヤク、たぶん山に行ってもそんなに簡単に見られないと思いますよ~
多分、shuさんくらいのベテランでないと、自生の山芍薬にには出会えないのでは・・・
私も京都府立植物園とここでしか見たことがありません。
おっしゃる通り、普通の芍薬とはずいぶん雰囲気が違いますね。
タツナミソウの仲間はよくわかりません。
オカタツナミソウかもしれませんが、前に見たオカタツナミソウよりは上品な感じでした。
咲く場所によるのかもしれませんね。