ここ3回は植物生態園に咲く山野草の花をお届けしましたが、木々の花も見逃せません。
小さな花、目立たない花が多いですが、どうぞ見てくださいませ。
最初は、多分誰も気づいていないカンコノキ(トウダイグサ科カンコノキ属)の花です。
写真はものすごく頑張って、これが限界・・・
トウダイグサ科っぽくないですが、コミカンソウ科と書いてあるのもあり、そちらの方がまだ面影があります。
お次は、今が花盛りのウメモドキ(モチノキ科モチノキ属)
このピンク色に連なる花、とっても魅力的です。
雌雄異株で、この木は雌株のようですね。
あ、こちらの木にも花が咲いています。
ウメモドキと似ているこの花、同じモチノキ科モチノキ属のソヨゴです。
ソヨゴといえば、少し波打った葉とぶら下がる赤い実が印象的ですが、花は初めて気づきました。
いかにも、モチノキ科らしい花。でもって、こちらも雌株のようですね。
なんだか荒ぶるヤマボウシ(ミズキ科ミズキ属)を見つけました。
普通はこんな穏やかな感じでしょう(2017/6/4 京都府立植物園)。
今回苞が飛び跳ねていたのは、時期が遅かったのか、個体差なのか、雨が少なくて機嫌が悪かったのかどれ?
今年花を見逃がして、すでに実になっていたもの2種類。
まずはヤマグルマ(ヤマグルマ科ヤマグルマ属)。一科一属一種の珍しい植物だそうで・・・
もうちょっと丁寧に撮ればよかった・・・
お口直しに前に撮った花の写真をば・・・花弁も萼片もない不思議な花。
(2017/5/3京都府立植物園)
もう一つはお馴染み、ハナイカダの実。・・・あれ?3つも実が付いてる。
なんだか色・艶・形がピーマンみたいに見えて仕方がない。
こちらは今の時期野山でよく見かける、米粒のような白い花。
ネジキ(ツツジ科ネジキ属)です。
つぼ型の花は、同じくツツジ科のドウダンツツジなどに通じるものがありますね。
「ネジキ」の名は、樹皮の模様が捩じれてくることから名づけられました。
慣れると、冬枯れの時期でも気づきます。在庫を見ましたが、いい写真がありませんでした。
興味のある人はネットで確認してみてくださいね。
さて、今日は比較的地味~な花が続きましたが、最後は思い切ってド派手に!
この真っ赤な艶のあるツツジのような花。
その名もケラマツツジ(ツツジ科ツツジ属)。
暗い生態園に火が付いたような光景に、思わずドキッとしました。
奄美大島以南、沖縄に分布する、ツツジの仲間です。
現地での花期は2~4月なんだそうですが、気温の低い京都では遅く咲くのでしょうか。
そもそも、これまでなぜ気づかなかったのか・・・
ちょっと得した気分です。
【撮影:2020/6/5 京都府立植物園】
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カンコノキ、聞いたことも見たことも無いです。
コミカンソウ科とも言われるんですね。
でも、コミカンソウって小さいしなぁと思ったりもしますが、花は、小さいですね(^^ゞ
ヤマグルマ、これもまた珍しい、咲いている姿を知りたいです。
ケラマツツジ、ほんとド派手なツツジ、
でも、綺麗さを感じさせてくれています^^
まもなくこちらもザーッと来るってスマホからアラームが・・。
すっかり梅雨になりましたね。
お出かけには、嫌だけどこの雨もお花達には嬉しい雨。
緑を綺麗にしてくれるような気がします。
カンコノキとヤマグルマは初めて聞く感じ。
覚えてないだけなんだけど・・。
ヤマボウシどうしたのでしょう!!
こんな感じになるときも有るの?
ハナイカダ私も撮ったところですが、さすがにこんなのは無かったな~。
まさに出来損ないのピーマン(ごめん)見えます、見えます。
今日の一枚は断然ケラマツツジ。
目を惹きますね
おはようございます。
ヤマグルマはこちらでもありますが、カンコノキと言うのは知らないです。名前さえ聞いたことがありませんでした。
後でググってみます。
ソヨゴは自然大学に入る前、保全協会の自然観察会に入っていたのですが、そこの名前がソヨゴの会だったので、とても馴染みのある樹木です。
果実はぶら下がって目立ちますが花は地味ですね。
葉柄も長いので、風でそよそよと音を立てているのが好きでした。
火にあぶるとパチンと葉がはじけるのが面白くて何度もやりました。
今頃通勤電車の中です(笑)
カンコノキ、何年も通って気づいたのが去年です。
それほどなんの変哲もない木に見えます。
でも、結構実が面白くて、行くたびに見てしまいます。
ケラマツツジは普通のツツジと違って、花がロウを塗ったように艶々。
南方系という感じです♪
運良く雨が上がっています。
少し涼しいくらい?と思いましたが、ちょっと歩いただけで、蒸し蒸し。
相当湿度が高いですね〜
おっしゃる通り、庭の草木もすごく嬉しそうです。
また一気にナンキンハゼが伸びるかも(^◇^;)
ヤマボウシ、びっくりしますよね。
結構他の木の花は終わってたので、枯れる寸前なのかとも思いましたが、花は真っ白で綺麗だったし‥
ナゾです。
ハナイカダ、ピーマンに見えてよかったです(笑)
いつも変なものに例えて笑われるので。
でも、やっぱり、今日の一番はケラマツツジですよね!
庭木にもするようなので、一本いかがですか?
庭がパッと明るくなること請け合いです(^-^)/
fukurouさんでも、カンコノキは初めてですか。
実は前にも一度投稿していました。
リンク貼っておきますが、この実がかなりのインパクトで‥
どうも、緑、白、赤と変化するみたいです。
今年も狙ってみます!
https://blog.goo.ne.jp/natumkn/e/43ffe263d74ab38fe09802aace6129a0
ソヨゴの会というのがあったのですね。
私も、ソヨゴは昔毎月のように滋賀県の朽木に通っていた時、よく見ていました。
そよそよソヨゴ、と覚えたらいいねって。
今でも、家族全員覚えています。
カンコノキ、最後には赤い実になるんですね。
ウメモドキってfukurouさんが載せていらした蝶の食草?と思ったら、あちらはクロウメモドキでした。
この暴れているヤマボウシ、どうしたんでしょうね。
ハナイカダが3つ子だ!
ケラマツツジの燃えるような赤にはびっくりしました。
勉強になることばかりです。<(_ _)>
カンコノキ、ソヨゴ、ヤマグルマ
珍しいですね、初見です。
どれだけの広さなんでしょうか
ハナイカダハ、ピーマン、なるほどね
見える見える!ネジキ、なるほど!
珍しい植物見せていただきました。
嬉しい!
鎌北湖にコメントありがとうございます。
生態園には普段見られない植物が沢山あって、花や実がなっていると嬉しくなります。
この日は4時間くらいいましたが、見るところが多すぎて、もう最後はへとへとでした。
カンコノキはもう一度あの赤い実を見てみたいです。
ウメモドキは、宇治川沿いにも野生の花があるはずなのですが、今年は見られていません。
ケラマツツジはすごく魅力的な赤です。
こういうのを情熱的な赤!っていうのでしょうね~
艶のある花弁の質感も南方っぽくていいですね^o^/
もうちょっと近かったら、毎週でも行くのですが・・・
生態園の植物は変化が早く、一か月に一回だけでは、見逃すことも多いです。
ただ、もう5年くらい月一で通ってるので、それなりに一通りは見たかも・・・
珍しい草木が多いので、勉強になります^^v
ここは鳥の楽園でもあって、結構珍しい鳥もくるそうですよ。
結構人の近くにくる鳥もいますが、いかんせん写真の腕が悪すぎて、いつも撮り逃してばかりです^^;