なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

またやんたん散歩8月上旬~茶畑編

2021-08-23 05:42:23 | 植物

宇治田原町といえばお茶の町。
見渡す限りの茶畑が広がって・・・と言いたいのですが、これまで近くで見たことがありません。
そんなとき、宇治田原町見所ガイドブックで見つけた散策モデルコース。
全部歩いたら結構な距離ですが、「茶畑が広がる」場所は、やんたん会館からすぐ近くのようです。
ということで、カレーの腹ごなしも兼ねて、再び歩き始めました。

茶畑方面の入り口近くに広がる白いお花畑。
遠目にはまるで蕎麦畑のようでしたが、近寄るとなんとセリの花の群生でした。


その横を通り、山間を抜ける坂道に向かいます。
ウォーキングマップによると、少し坂を上ると茶畑が広がるそうですが、ほんまかな~


おお、遠くにみえるは確かに茶畑!


お分かりでしょうか、左手の上の方と・・・


右手下の方、どちらも綺麗に刈り込まれた茶畑です!


少し進むとさらに茶畑が・・・
遠くには沢山の工場の建物が見えますが、この辺り誘致され工業団地になっています。
 

反対側にはさらに広い範囲で茶畑が広がり、遠くの山の斜面まで続いています。


こんなに茶畑が沢山あるのに、不思議なことにやんたん集落から全然見えません。
単に山が見えるだけ。
その山の反対側に広がる光景に気づけてよかったです。

で、そのやんたん側の山裾なんですけど・・
おー、なんと「こいの道」!


え、違いますか?「しこいの道」?
いーえ、「いこいの道」でした。この看板、きっと超アバウトな人が作ったんでしょうね~


ということで、いこいの道に行ってみました!
別名「花街道」とのことですが、この季節何か見られるでしょうか。


アキノタムラソウ発見!


大きく写してみました。結構美しい花ですね。



小道からやんたんの集落がよく見えます。
いつもと反対側から田んぼを見ています。


甘い匂いはクズの花~
下から上に咲き上りますが、まだ下の方に少し花がついているだけです。


私があるくとあちこちでセミが飛び回ります。
でもなかなか姿は捉えられません。
あ、桜の木に止まってる!・・・ということで無理やり撮った一枚です。
ヒグラシみたいです。


う~ん、イマイチ分かりにくい・・ということで少し大きくした写真です。

まだ少し街中でもセミが鳴いていますが、ちょっと弱弱しくなりましたね。
涼しくなると、時々地面に力尽きて転がっているセミもよく見かけます。

ヤブランです。


全然羽を広げてくれなかったツマグロヒョウモン。


まだまだ先の方に道はあったようですが、あまりにも何も咲いていないので途中でUターン。
帰路につきました。
最初に見かけたセリの花に、キタテハが!
絵になりますね~


ということで、やんたん半日散歩でした。こんどは9月上旬に行ってみたいと思います。

【撮影:2021/8/7  宇治田原町】


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12 コメント

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おはようございます^^ (attsu1)
2021-08-23 07:03:32
宇治と言えば、お茶ですが、
私の中では、高級茶って言うイメージです。
昔、仕事で、東名を毎週往復していることがありました。
その時、静岡を通ると一面の茶畑が見え、さすが
生産量日本一だと思ったことを思い出します。

「いこいの道」の看板、アバウトっていうか、
付け方が逆ですよね。
柱に裏側を、固定すればいいのに
それをそのままにしておくのが、逆に受けます(笑)

アキノタムラソウ、
夏真っ盛りに咲いていますよね。
自然観察会で教えてもらったとき、今は夏なのに、秋???って思ったんですが、
昔とカレンダーが違うからかもですね
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アキノタムラソウ (shu)
2021-08-23 09:50:59
なつみかんさん おはようございます。
今朝はアキノタムラソウを山渓ハンディ図鑑で観ていました。
タムラソウというと、アザミに似た花ですよね。
それが、アキノタムラソウになると、シソ科の華奢なお花になるので、不思議に思っていました。
図鑑の記述をそのまま引用すると「タムラソウの仲間には秋のほか、春と夏の名がついている種類がある」そうです。
いずれもシソ科のようですが、「タムラソウの仲間」にされています。

アキノが付く植物は、アキノキリンソウ、アキノノゲシなど、他にもいろいろありますね。
本家とは全く異なるアキノタムラソウ。どうしてこんな関係になったのか、不思議な気がします。

ところで、コメントを書き出した途端、すごい雨になりました。
まるで洗車機の中にいるような降り方でした。
そして、雷は鳴りっぱなしで、大型輸送機が上空を飛び回っているかのようでした。
30分ほどで落ち着いて、コメントの続きを書きました。
なつみかんさんのお蔭さまで、少しずつ山野草の知識も増えつつあります。
ありがとうございます。
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Unknown (ninbu)
2021-08-23 09:57:54
おはようございます。
今日は宇治田原町というお茶の町に反応して、お茶に絞ってコメントしますね。

宇治茶といえば、日本を代表するお茶のブランドであり、静岡茶や狭山茶と並んで日本三大茶の1つとして知られています。

早速私の″調べ癖″が疼き、googleで検索しました。

〈私にとっての発見1〉

「夏も近づく八十八夜……」の歌詞で有名な「茶つみ歌」は京都の宇治田原町の茶摘歌を元に作詞されたとのことです。

初めて知りました。

〈私にとっての発見2〉

高級茶で知られる「宇治茶」とは、京都の宇治産の茶葉と思っていました。

しかし、京都・奈良・滋賀・三重の四府県産茶で、京都府内業者が府内で仕上加工したものである。ただし、京都府産を優先するものとする。と明確に基準が決められています。

〈私にとっての発見3〉

2020年度の荒茶生産量ランキングは、1位静岡県、僅差で2位は鹿児島県、3位三重県、4位宮崎県、5位京都府、となりました。

京都府が5位とは意外でした。

地元のなつみかんさんを差し置いて、釈迦に説法のようなコメントですみません。m(__)m
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お久しぶりです。 (Minam)
2021-08-23 10:33:59
なつみかんさん、おはようございます。
午前中の時間が少し取るれるようになりました。

セリの白い花も涼し気、お茶畑広いですね。
長閑な「しこいの道」おおらかな差がありますね。

何とかフウセンカズラのハートの送れます。
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アキノタムラソウ???あっ!! (しいちゃん)
2021-08-23 10:40:52
なつみかんさん、おはようございます。

沢山歩きましたね。
けどこんな涼しい感じの山道は気持ちいいでしょうね。
流石宇治、お茶の畑も沢山!!
実は鹿児島にも知覧茶って言うお茶が有名なのですけどね・・・余計な事でした。
ただ主人が鹿児島というだけで悩んだら知覧茶買って居ます。
ちょっとお高いのが気になりますが・・。
ここでちょこっと主婦らしいコメント、滅多に価格を気にしないで衝動買いの悪妻なんですけどねぇ。

お茶から離れて、アキノタムラソウ聞いたことあるなって思ってましたが、
アキノキリンソウとタムラソウがくっ付いた感じ。
両方家に居ますのでと言いたいのですが、
今はアキノキリンソウが消えてタムラソウが元気に蕾を立ち上げてきました。

こっちへ話を引きずり込んでごめんなさい。
ということでオシマイ(笑)
返信する
やんたんの茶畑 (さざんか)
2021-08-23 20:54:20
いつも遅いコメントでごめんなさい。
今日は美容院と医者の掛け持ちで、出たり入ったりしていました。
さて、やんたんでカレーを食べてから、又茶畑を見に行かれたのね。
お元気で羨ましいです。
山の反対側は茶畑だったんですね。
なんて広いこと!
一面の緑が素敵です。
「いこいの道」まで見つけちゃって、本当にただでは帰らない方ですね。
アキノタムラソウって知りませんが、綺麗です。
半日散歩、色々収穫があって良かったですね。
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由緒正しい・・・ (なつみかん)
2021-08-23 22:16:48
attsu1さん、こんばんは。
宇治茶は江戸時代は最高級のお茶として将軍家に献上されていたくらいなので、きっと高級だったんでしょうね。
宇治に住んでいながら、そのあたりあまりちゃんと分かっていません^^;
私も新幹線でよく東京出張に行っていたときは、車窓から静岡の茶畑を見るのが好きでした。

いこいの道の看板、確かに付け方が逆ですね。
粗忽というか、何考えてたのか・・・
でも、一人でウケて「これはネタになる!」と思いましたよ~

ひと月ほど前京都府立植物園に行ったときにはナツノタムラソウが満開でした。
その時に比べたら立秋も過ぎた今は秋といってもいいかもしれませんね。
返信する
不思議ですねえ (なつみかん)
2021-08-23 22:24:39
shuさん、こんばんは。
「タムラソウ」という名前の付く花について、色々調べて掻いてくださってありがとうございます。
私が一番よく見かけるのはこのアキノタムラソウです。
「夏」は植物園で見ますが、「春」はあること自体知りませんでした。
調べてみたら、紀伊半島や四国、九州のみ分布する小さなシソのような花なんですね。
タムラソウは全然違う花なのに、なぜこれらが「タムラソウ」と付けられたのか謎ですね。

そちらも雨が強かったのですね。
こちらは早朝がそんな感じでした。
気まぐれな豪雨は勘弁してほしいですよね。
そのあとは蒸し蒸しして暑いです。
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いい癖! (なつみかん)
2021-08-23 22:31:45
ninbuさん、こんばんは。
調べるのが癖とは、なんといい癖なんでしょう。
沢山お茶について調べてくださってありがとうございます!
お茶処に住んでいながら、漠然としか分かっていませんでした。
八十八夜の歌が宇治田原の茶摘み歌をもとに作られたとは全然知りませんでした。
宇治茶と名乗れるのが京都産だけではないというのも初耳です。
他県のお茶でも京都府内で加工したら宇治茶を名乗れるとは・・・
まあ、私自身は滋賀県信楽の朝宮茶が大好きなので、わざわざ「宇治茶」と言ってもらわなくても、なんて天邪鬼なことを考えてしまいます。

生産量についても、それほど広いところで育てているわけではないので、5位というのは妥当かなと思いました。
近くの茶畑は、ほんのわずかな土地で丁寧に丁寧に育てておられる印象です。

本当に勉強になりました!
返信する
お久しぶりです! (なつみかん)
2021-08-23 22:36:40
Minamさん、こんばんは。
お忙しくされているご様子でしたが、やっと午前中少しお時間ができたのですね。
そんなときは、お花(やお花のブログ)など眺めてのんびりしてくださいね。

セリ畑、とても素敵でした。
「しこいの道」の看板、こんなに錆びるまでだれも気にしなかったというのが面白いです。

先ほど投稿拝見しました。
とっても素敵に撮られていますね!
お忙しくされていても、写真の腕にはますます磨きがかかっていますね~
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