byドン・ウィンズロウ。東江一紀訳。創元推理文庫。
ニールの今回の仕事はサンフランシスコに飛んで、失踪した研究者ペンドルトンを連れもどすというもの。ペンドルトンはサンフランシスコ在住の画家リ・ランと恋に堕ち、彼女と行動をともにしているらしい。ペンドルトンはアグリテック社の研究所で鶏糞にバクテリアを加えて植物の成長促進エキスを搾り出すと研究をしていた。もう少しで完成するはずでその資料とともに連絡が取れなくなった。ニールはサンフランシスコのリ・ランの個展が開かれるているギャラリーを訪ねるが・・・リ・ランは実は中国のスパイで、すんでのところで逃げられ、ニールは彼らを追って香港経由で中国本土へ乗り込む。ときは1977年、中国では文化大革命が終わって政治が不安定、スパイが暗躍していて誰が敵なのか、味方なのかわからず、おまけにこともあろうか、ニールはリ・ランに恋をしてしまう。
さて、今日のベル。
散歩もそこそこに、気持ちよく・・・