Junky Monologue

   ひとりよがりな趣味のお話し。

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Sd.Kfz222 製造開始

2020年12月13日 16時38分03秒 | プラモ(独軍車両)
コロナの拡大により医療の逼迫がしきりに叫ばれておりますが、なんか素直に腑に落ちないものがあります。確かに医療関係の方々は相当な危機感を感じているに違いないと思います。
でも、コロナ感染自体は欧米の主だった国々に比べると人口比でも1/50くらいのスケール感ですが日本の医療体制はこれくらいで崩壊しそうになるくらい脆弱だったんですね。病院も医師も看護師もヨーロッパの主だった先進諸国に比べて(人口比で)も決して少ない訳じゃなくむしろ多い方に属してるはずなのに・・・何か根本的な問題を見落としているんじゃないかと思ったり・・・。
それでも経済は止めちゃあかんです。自殺者も爆増中でございます。
このまま経済が失速疲弊すると自分もその予備軍に入ってしまうんじゃないかと焦ってしまう今日この頃。

さて前置き以上で、毎度ながらの逃避の時間。

タミヤ1/35 Sd.kfz.222 アフリカ戦線でございます。ボチボチと手を着け始めました。


車体内部は必要最小限な機関砲座だけ再現されております。完成後ほとんど見えないと思うので十分な出来なのですが、砲塔側面の外側にはバイザーがあるのに内側にはヴィジョンブロックがないという・・・なのでしごく簡単にプラ板でデッチ上げディテールアップ(デッチアップと言います・・笑)。あまりよく見える訳じゃないので何か有るな?くらいの感じで充分。

車体内部をホワイトで塗っております。が、白塗装は筆塗りモデラーにとっては一大鬼門(笑)。
隠蔽力が弱いので何度重ねてもムラにしかなりません。でも今回はチラ見えしかしないしウォッシングで汚してしまえば問題ないという判断で毎度ながらのいい加減さでございます。
ところでよくわからないのがこういう車両の車体内部色。無蓋車両の場合車体色がそのまま塗られているようにも思えますが、この車両が無蓋車両にあたるかどうかはさて置き、基本塗装がジャーマングレイの場合に内部までジャーマングレイとはとても思えないので勝手に白と決めました。しかし今度は砲座はどうなのかっていう・・・しつこく調べるのもしんどいので適当にやってます(笑)。

車体を完全に組み上げてしまうと砲塔内にフィギュアが入らないので、同時進行で兵隊さんも少し進めました。まだスキンケア中です。

こういう早い段階でフィギュアを完成させないといけないのは気が重いです。

そんな本日のBGM

ツェッペリンのベスト盤とシェーンベルクの声楽曲という組み合わせ。
レッド・ツェッペリンはやはり私の青春音楽として絶大な存在感があります。当然全アルバムを持ってますが、BGMにはこういうベスト盤が良いですね。彼らの時系列で曲がならんでいるのでなかなか興味深い部分があります。やはりⅠからⅡにかけての初期作品が大好きでございます。
保守的なのに先鋭的、いろんな両義的な価値を持つものが同時に存在しているような気がします。
そんな彼らもやはり歳と共に音楽が丸くなっているのがわかります(笑)。
ロックというと反体制的とか反権威的だったりとかはたまた単に元気良さとかを思い浮かべるけど、彼らの音楽にはあんまりそういう事を感じないんですよね。
コマーシャル以外には大それた動機は何もなくてやりたいことに素直なだけ、なのに人が元々持ってる心の奥の暗い部分を掘り起こすかのような曲想のものが時々潜んでいて、そこが凄く面白いところです。それにしてもジョン・ポールの通奏低音は実に豊かなハーモニクスを生み出していたのだなぁ~と思ったり・・・。

シェーベルクはと言うと、私の場合たいていのクラシック音楽は聞惚れてしまい手が止まるのでBGMにはなりません。
なので、こういうちょっと根暗な調性の崩れた突き放し系の音楽がちょうど良いのです。
シェーベルクの声楽曲はこのCDで初めて聴きましたが、実に妖しくも美しい世界観を持っております。ついでにNAXOSレーベルは無名な演奏家のものばかりですが、中身は凄いのが多いですね。録音も素晴らしくて外れに当たった事がありません。