御嶽山-王滝川探検隊

2007-09-12 | ◆山・ドライブ・散歩

▲剣山のような立ち枯れ木が沢山残った自然湖



今回の御嶽山行きのホントの目的は、
御嶽山の麓周辺でも最深部と言ってもよい場所に
三浦貯水地というダム湖がありまして、
そこになんとかもぐり込み、幻の湖とダムを
見に行くのが目的でした。

開田での定番撮影ポイントを巡り終った後、
御嶽山南側の王滝村の方へまわり、牧尾ダム沿いを走り、
どんどん王滝川をさかのぼって行きます。
村役場を過ぎて、更に奥へ奥へと進むと
左手に突然、自然湖が表れました。
これは1984年、長野県西部地震時の
土砂崩れによって出来た自然湖で、
池の中には沢山の立ち枯れになった木が残っています。
昔の上高地・大正池を小ぶりにしたような雰囲気で、
ここは写真を撮らない訳にはいきませんね。
写真を撮り終り、更に奥へと進むと
最後の小さな集落“滝越”があり、
この先にはもう民家はありません。


▲王滝川沿いの細い坂道を延々と上って行く


▲この日の川の流れは穏やかで透明感もバッチリ!

そこからもう少し奥へ行くとゲートがあり、車はもう入れません。、
ここからは自転車“矢田川号(笑)”を引っぱりだし、
約7kmの坂道を延々と王滝川沿いに上っていく。
行きはさほどの坂とは思わなかったが、
帰りに見たら、しっかりとした坂だった。
途中押し歩きも交えて、川のせせらぎと
森林浴を楽しみながら、約1時間で湖に到着する。

天気がピーカンだったせいか、予想していた程の
神秘性は感じられなかった三浦貯水地ですが、
それでも人の気配がまるで無い静寂に包まれた湖は、
ちょっとだけ不思議な空気感のある場所でした。

帰りは何と2km程走った時点で後輪がパンクし、
携帯していた予備のチューブに交換しようと思っていたら、
ショック!!前輪もパンクしてる(涙)!!!
片輪だけの交換では意味は無いので、
残り5kmは歩いてハイキング気分で帰る。
おかげでゲップが出そうな程の森林浴が出来たとさ…


▲ダムが見えた時はホッとしました


▲時々聞こえるのは鳥のさえずりだけ- 三浦貯水地



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秋風の開田高原

2007-09-10 | ◆山・ドライブ・散歩

▲朝、白々と夜が明け始める中をドライブするのが好きです。
 空には三日月と金星が輝いていました。

今年、まだ一度も開田高原に行ってなくて、
久しぶりの御嶽山を見るのと、蕎麦の花が見頃だというので、
ちょっと早い秋を感じに、昨日、開田高原まで行ってきました。


▲木曽馬の里の中にある蕎麦畑。その奥はブルーベリー畑。


▲満開の蕎麦の花


▲さらにアップで、実も見えます。


▲コスモスもあちこちで満開に


▲道路脇のススキ野にも秋風が
 長野のガ-ドレ-ル木造化計画、着々と進行中!



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安曇野ちひろ美術館

2007-08-18 | ◆山・ドライブ・散歩

▲近所に住んでいたら、毎日来たくなるような併設公園です


▲ 館内の窓からは安曇野の田園風景が…

美ヶ原の散策を終えたあと、松本に下りて安曇野へ向かう。
安曇野には幾つかの美術館が集中してありますが、
若い頃好きだった絵本画家“いわさきちひろ”の美術館に行きました。

地方の美術館に行っていつも思う事は、
その所蔵作品の魅力が第一なのは当然ですが、
美術館の設計(施設を含めた)とロケーションは
美術館の魅力を何倍にもしてくれるということ。

安曇野の牧歌的な雰囲気は、
まさにちひろの絵と通じるモノを感じられる風景ですし、
併設された周りの公園(松川村営)は、
ここへボ~ッとしに来るだけでも心地よいと思える場所でした。


▲絵本の部屋、子供達は無料で楽しめる


▲チェアのおばさんしっかり休んでました(笑)

美術館の中も絵本の部屋があったり、
リラックスチェアが中庭に置いてあって、
疲れた大人はここに寝そべって休んでいました。
リラックスチェアで休んでいる人が居る美術館は
初めて見たと思います(笑)。
でも、外は一面芝生ですから、
日照りが強くなければ公園で寝そべっていた方が
快適かもしれませんね。

あと、中庭を挟んだもう一つの館内には、
国内外の著名絵本画家の原画が展示してあり、
これは絵本・イラスト好きな方にはたまらない魅力です。
こんな魅力的な美術館なのに入館料は大人800円と良心的で、
更に驚きなのは高校生以下はなんと無料なんです!!

この心地よい空間と安曇野の風景を楽しむためなら、
遠くから交通費やガソリン代を使って行くだけの価値は
十二分にあると思いました。
ちひろと安曇野好きな方は是非どうぞ!!


▲隣にはお花畑、背には北アルプスの山並が


▲公園に幾つかある水場は子供達の絶好の遊び場

安曇野ちひろ美術館HPへ…


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信州美ヶ原高原

2007-08-17 | ◆山・ドライブ・散歩

▲今年の夏はこの牛がうらやまし~


▲山頂に向かってグングン駆け昇る高原道路

とにかく涼しい所へ行きたい!!
という事で今回は美ヶ原高原に決めました。
今までにも何回か行ってはいましたが、
いつも“美ヶ原高原美術館”の方ばかりだったので、
今回は“美しの塔”がある牧場の中を、往復約2時間歩いてみる事にしました。

時期が時期だけに混雑するのが嫌で出発を早くし、
朝の8時には山本小屋前の駐車場に着きましたが、
それでも駐車場はもう満車に近い状態でした。


▲美しの塔と王ヶ頭ホテルがある王ヶ頭山頂


▲美しの塔奥には北アルプスの山並が見渡せる

天気は快晴で空気も澄んでいて、遠くまで見晴らしも効き、
富士山もくっきり見る事が出来ました。
散歩コースの到着点“王ヶ頭山頂”まで行くと
西方角の山並が見渡せるので、いつもとは違う角度から見る
乗鞍岳・御嶽山を楽しみに向かいましたが、
あいにく山並の上の方を一面雲が掛かっていて、
乗鞍は何とか見られましたが、御嶽はほとんどカタチを
確認する事すら出来ませんでした。

美ヶ原高原の頂上一帯はわりとフラットな牧場で、
歩いている間とても気持の良い風が吹いていて、
都会の暑さとはホントに天と地程の差を感じる涼しさでした。
その分帰ってからの暑さは地獄の思いでしたが(笑)。


▲山頂からは奥右に穂高の山並、
 左には(画面には入ってないが)乗鞍・御岳が見られる


▲南側には霧ヶ峰高原・八ヶ岳越しに富士山が見られました



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水田のある風景

2007-07-17 | ◆山・ドライブ・散歩


やっと大型台風が去ったと思ったら、
次は大地震と、辛い連休の日本となってしまいました。
災害に遭われた方々には、お見舞いと早期の復旧、
そして安心して過ごせる日々が早く来ることをお祈り致します。

一昨日岐阜へ行っていたとき、水田のある農村風景を
撮ってきましたが、改めて日本は緑の国と思い出させてくれました。
この時期の農村は、森や山の緑、竹薮の緑、そして田んぼの緑と、
都会では想像出来ない程一面緑の世界です。



昨今の水災害で落葉樹の山や水田がダムの役目を担っていたことが
再認識されていますが、水田の役目は自然のサイクルを考えると
もっともっと多くの役目を果たしているはずです。
食料自給率のことも考えると、合理性とは別に多角的な目で見た、
自国の農業政策が必要ではないでしょうか。

と、生真面目な話になりましたが、毎日、街に居ると、
こんな風景に素直にホッとします…







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久しぶりの山歩き

2007-06-15 | ◆山・ドライブ・散歩

▲さほど高くはありませんが展望は良いです


▲あいにく霞んで遠くは見えませんでした

個展の帰りに、車で頂上近くまで行ける山へ向かい、
数十分の山歩きをしてきました。
しかし!ここのところの運動不足を如実に示す
疲労感(たかが2~30分の登り)に愕然とする。
あ~あっ、もう御嶽山なんて無理だろうか(^-^;)???

それでも頂上に着いてからの爽快感は、
数十分の山歩きでも変わらず快感!!
というか、これが限界か(泣)。

視界が良ければ恵那山や御嶽山が見渡せる山でしたが、
この日は残念ながら麓あたりまでしか見えず。


▲鳥の巣箱が幾つか設置してありました


▲そろそろ帰らないと…



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萌え立つ里山

2007-05-06 | ◆山・ドライブ・散歩




実家に行った帰り、新緑が見たくて
わざわざ中山道の方を通って帰ってきました。
杉の木等をのぞいた落葉樹は一斉に新緑を芽吹かせ、
常緑樹とのコントラストが見事でした。







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雛人形と土雛

2007-02-27 | ◆山・ドライブ・散歩






岩村の町では季節柄、各家庭の雛人形を
通りに面したところに飾っていて、
観光客は街並と一緒に雛人形を楽しむ事が出来ました。
城下町だけあって年代物の雛人形や、
あまり見慣れない形の物もありました。

それと嬉しかったのは、自分が生まれた町の地場産業だった、
土雛・土人形が沢山飾ってあった。
本では見ていましたが、本物は、僕が物心が付いた頃には
すでに生産されていなかったようで、
ようやく、実物をしっかりと見る事が出来ました。









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城下町六景

2007-02-26 | ◆山・ドライブ・散歩






実家に帰っていたので、ドライブついでに
岩村(岐阜県恵那市)の城下町を散歩して写真を撮って来ました。
町はよく通るのですが、ちゃんと散歩するのは初めてでした。

城(岩村城)が造られたのは1185年だそうで、
けっこう歴史のある城下町です。
戦国時代には織田信長の叔母が嫁ぎ、夫君亡き後、
城主を務めた事でも有名です。
※詳しくは…








岩村町観光協会HPへ…


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初めての御嶽山

2007-01-16 | ◆山・ドライブ・散歩


今日は極私的趣味世界の記事です(笑)。
仕事で出かけた初めての土地で、久しぶりに
御嶽山が奇麗に見える風景を見つけました。

なかなか他人には理解していただけませんが、
御嶽山マニアの自分には、知らない場所から
御嶽山の新しい風景を見つけたときは、表情には出しませんが、
心の中では狂喜乱舞状態になってしまいます。

ちなみにここから見られる御嶽山は、
1984年9月14日の長野県西部地震で
山体崩壊(御嶽崩れ)が発生しましたが、
その傷跡がはっきり確認出来る
南側から見る剣ケ峰御嶽です。


▲オマケ/帰りの国道から見る濃尾平野に沈む昨日の夕日。



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