▲名城公園〈おふけ池〉から見る名古屋城
本丸御殿は2013年の〈玄関・表書院〉公開に続いて、
いよいよ本年6月1日より〈対面所・下御膳所〉の公開が始まりました。
〈玄関・表書院〉の時は、あまりの豪華さと派手さに、
少々後ずさりするような気分でしたが、
今回公開された〈対面所・下御膳所〉は、
身内内での使用部屋という事で、豪華さは保ちながらも、
障壁画は神社や京都・和歌山の名所などが、
落ち着いた色彩で描かれたものになっていました。
用途に合わせたメリハリのある部屋の作りに、
なるほど…と納得すると同時に、
いよいよ最後の公開(2018年)になる、
将軍専用宿館の作りと障壁画が楽しみになってきました。
庶民には訪れる機会もない、
本物(徳川家)の大御殿は一見の価値有りです。
多分、平日でしたら待ち時間無しで見られますので、
名古屋城見物の際は、本丸御殿もお忘れなく!
▲格式の高い〈二重折上げ小組格天井〉