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多治見市モザイクタイルミュージアムを訪問

2016-07-21 | ◆気になるコト・モノ・ヒト


▲こんなビル見たこと無い…(笑)

先日お知らせした〈多治見市モザイクタイル
ミュージアム〉へ、一昨日やっと行ってきました。

オープンのお知らせでも書きましたが、
僕の興味は、あくまでも藤森照信さんの
新作建築作品見物がメインで、
文章・写真も建物中心ですので悪しからずです。

当日は友人の車で現地に向かいましたが、
何処にでもある地方の田舎町に
突然この建物が現れたときは、
写真を見てこの佇まいを知っていたとはいえ、
少なからず驚かされました。



▲四方から見たミュージアムの姿

何と言うんでしょうか?
あり得ない場所にあり得ないものを
見てしまった…と言う感じでしょうか??

藤森さんの作品は、もうかなりの数を見てきて、
その奇抜さも十分理解していたつもりでしたが、
この建物は、また一歩進化した巨大オブジェでした!

正面から見るとズングリしたサツマイモみたいで、
とても愛らしい形(建物)です。
イメージは採土場の粘土山だそうです。

だけど、これは博物館のビルなんですよね〜!

窓は小さなのが数えられるくらいしか無いし、
屋根には松の木が植えられているし、
よく見て驚いたのは、この屋根のカーブは
コンパスで描いたアールじゃなくて、
ゴツゴツしてるんです。(爆)
そして壁のワラ入り土色モルタルは、
藤森建築の十八番ですね。
シンプルだけど凄い!!

いきなりこの物体を見た、何も知らない人が、
唖然とする姿が想像できるようなデザインですね…(笑)


▲入り口のひさしは建物の形に揃えたデザイン



▲4階は雨風が入るため、床・壁は総タイル張り



▲階段と3〜1階の展示室

入口もミュージアムとは思えないような
小ぢんまりとして、おしゃれな入口です。

中に入ると1階は左側が体験工房とショップで、
正面が受付になっています。
受付で入場料300円を払い、右手の階段を4階まで上がり、
4階から下の階へ順に見学するようになっています。

室内は外観と比べると割とこじんまりしていて、
そんなに時間はかからず、
タイルの歴史や製品の案内が見学できます。

個人的にはタイルよりも、建築に対する
藤森さんの遊び心を楽しむ見学でしたけど、
素材やデザインのあちこちに、
藤森さんらしい感性を十二分に楽しめました。


▲外壁にはタイルや陶器が貼り付けてあります





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