今朝も探鳥ウォーク。
きょうこそは、黒ツグミをばっちり写真に納めてやろうと、同じポイントへ。
いるいる、例の美声がもう聞こえている。
足音をさせないように近づく。どうやらあの木の辺りらしい。と思った途端、飛び立って別の場所へ行ってしまった。
また追いかける。何度か繰り返していると、遠くから音楽が聞こえて来た。ラヂオかな?
次第に近づいてくる。笛の音だろうか。森の中で楽器の練習をしてるのかな?
黒ツグミに未練はあったが、どんな人が吹いているのか興味が沸き、音の方へ近づいて行った。
それにしてもいい音色だ。色々な楽器の音を思い起こしてみるが、どれとも違うよう。
すると、ハンチングを被り黒い犬を連れた男性が見えた。僕に気づいたからなのか向きを変え遠ざかってしまった。苗ではない?なんだろう。
アコーディオンかな?優しい音色で森林の雰囲気にとても合っている。
楽器を演奏しながら森を彷徨う。なんて風流?な人なんだ。後を追おうと思ったが、意外と足が速い。変に思われてもいけないし、ま、いいか。探鳥に戻ろう。
しばらくすると、また綺麗な演奏が近づいてくる。
今度は逃がさないぞと、歩を早めると、同じ道を向こうから歩いて来た。
ハンチングに眼鏡。細身のいかにも芸術家風のいで立ち。手にしているのは、やはり小型のアコーディオンだった。
「いい音ですねぇ。」と話しかけると、ニコッとしたが、途端に犬が尻尾を振りながらこっちにダッシュしてきたので慌てて引き離しそのまま行ってしまった。写真の一枚も撮りたいと振り返ると、向こうもこっちを振り返ったので、そのままその場を離れた。なんだか残念で、もう一度会えないかなと、鳥も探しながらフラフラ歩いていたら、方向がわからなくなった。空は曇りでどっち向いても同じ明るさ。ストップウォッチ作動中に磁石を表示させる方法もわからず、こんなところで一瞬の道迷い。
アコーディオンの音色の魔術に、ハーメルンの笛のように惹きつけられてしまった。
きょうこそは、黒ツグミをばっちり写真に納めてやろうと、同じポイントへ。
いるいる、例の美声がもう聞こえている。
足音をさせないように近づく。どうやらあの木の辺りらしい。と思った途端、飛び立って別の場所へ行ってしまった。
また追いかける。何度か繰り返していると、遠くから音楽が聞こえて来た。ラヂオかな?
次第に近づいてくる。笛の音だろうか。森の中で楽器の練習をしてるのかな?
黒ツグミに未練はあったが、どんな人が吹いているのか興味が沸き、音の方へ近づいて行った。
それにしてもいい音色だ。色々な楽器の音を思い起こしてみるが、どれとも違うよう。
すると、ハンチングを被り黒い犬を連れた男性が見えた。僕に気づいたからなのか向きを変え遠ざかってしまった。苗ではない?なんだろう。
アコーディオンかな?優しい音色で森林の雰囲気にとても合っている。
楽器を演奏しながら森を彷徨う。なんて風流?な人なんだ。後を追おうと思ったが、意外と足が速い。変に思われてもいけないし、ま、いいか。探鳥に戻ろう。
しばらくすると、また綺麗な演奏が近づいてくる。
今度は逃がさないぞと、歩を早めると、同じ道を向こうから歩いて来た。
ハンチングに眼鏡。細身のいかにも芸術家風のいで立ち。手にしているのは、やはり小型のアコーディオンだった。
「いい音ですねぇ。」と話しかけると、ニコッとしたが、途端に犬が尻尾を振りながらこっちにダッシュしてきたので慌てて引き離しそのまま行ってしまった。写真の一枚も撮りたいと振り返ると、向こうもこっちを振り返ったので、そのままその場を離れた。なんだか残念で、もう一度会えないかなと、鳥も探しながらフラフラ歩いていたら、方向がわからなくなった。空は曇りでどっち向いても同じ明るさ。ストップウォッチ作動中に磁石を表示させる方法もわからず、こんなところで一瞬の道迷い。
アコーディオンの音色の魔術に、ハーメルンの笛のように惹きつけられてしまった。