苗場山麓ジオパークのお勉強その6
ウィキペディアの写真を拝借
穴藤の川原で見られるSK030と呼ばれる火山灰に含まれる菫青石(きんせいせき)は、青紫色で透明感のある鉱物。角度によって違う色に見える多色性がある。
115万年前に榛名山付近で起こった火山活動の噴出物である上越火山灰をSK030と呼ぶ。
魚沼層群の模式地(ある地層の標準となる露頭がみられる特定の地域)は長岡市小国町の芝ノ又地域で、SKのSは芝ノ又、Kは鍵(key)層のKから取っている。
ちなみに、鍵層とは、地層の年代を比較し特定するために用いられる特徴的な地層。広い地域にわたって短時間に形成され、かつ識別の容易な地層で、地層の区分・対比の基準となる。鍵層の例としては、火山灰層・凝灰岩層・石灰岩層・化石層などがある。
魚沼層群の上部に挟まっている特徴的な鍵層はSK010、020、030・・・130等に分類されていて、そのうちのSK030に含まれる菫青石は、苗場山麓ジオパークガイド認定検定試験(初級)で必ずといっていいほど出題されるキーワードなので覚えおかなければいけないよ。(誰が?自分でしょ?さすが、検定試験。細かいとこついてきます)
間違いがあったらご指摘ください。
続く。
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