苗場山麓ジオパークのお勉強その5
前倉集落の上流側の、苗場山麓ジオパークを代表するスポットのひとつ、前倉橋。(カシミール3Dに登録した前倉が前嵓になってた💦)
新潟の橋50選に選ばれている。
その価値を高めているのが周囲の岸壁。
この岩は結東層という、新生代第三紀中新世(今から1500万~1800万年前)、日本海ができ始めた頃に海底に堆積した、海底火山噴出物を主体とした地層で苗場山麓ジオパークで一番古い地層。
この火山噴出物が堆積してできたのがグリーン・タフという緑色の岩石。
ちなみに、結東層→藤沢層→西田尻層→魚沼層群の順に新しくなる。
魚沼層群は、洪積世前期(今から100万年前から70万年前)を通して堆積したきわめて大規模な地層で、苗場山麓ジオパークの基盤を成す地層で、泥岩や安山岩質の角礫凝灰岩 などからなる。
石落としや大嵓の柱状節理が乗る地層。
いずれもフォッサマグナを構成する地層の一部といえる。
間違いがあったらご指摘ください。
続く。
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