苗場山麓ジオパークのお勉強その18
五宝木トンネルを抜けた後、前倉の集落から国道405号へ入るつもりだったが、通行止め。この通行止めの道を行くと、山の展望台の処の分岐に出ることになる。赤が辿った道。水色が予定していた道。
さて、屋敷へ回って国道405号にでることになったが、途中の苗場山の眺めが良かったので結果オーライ。
この眺め。檜ノ塔から霧ノ塔まで(写真に写ってないがその先の黒倉山まで)爆裂火口や爆発カルデラみたいに弧状に連なる山体。
噴火によりこうなったのではなく、硫黄川と小赤沢川により浸食された浸食カルデラ。もちろん地滑りも頻発したはず。
削り残された(たぶん)のが猿面峰から松ノ峰。
カシミール3Dにて作成。
浸食される前はどんな形だったのか。神楽ヶ峰~霧ノ塔~黒倉山を外輪山として、猿面峰あたりを中央火口丘とする妙高や浅間のような形を想像する。シロートの想像だから信じないように。
車を進める。
奥志賀の山々
湯田中から入って岩菅山~烏帽子岳~笠法師山~秋山郷と辿る健脚向きルートがあるらしい。
白嵓ノ頭
壮大なアバランチシュート。
以下は、みなかみ町が作成しているPDFだが、苗場山麓ジオパークのサイトが、未だに白嵓ノ頭のアバランチシュートを筋状地形(✕きんじょうちけい 〇すじじょうちけい)と掲載している。メールで指摘してみたんだけどね。歯痒い。
屋敷の集落に下る。ここに貴重な、綺麗な公衆トイレがある。覚えとくと役に立つよ。
清水川原やシシ穴の柱状節理に続く。
50年近くも前の話ですが、何故か信越地方の地形に興味が出て、社会人になったばかりですが
そちらのエリアの二万五千分の一地図などを買いそろえ、眺め廻したり、
秋田から国鉄に乗って旅したりといった時期が有りました。
中でも秋山郷の付近のダイナミックな地形に魅了されましたが、
遠方のため行けずに居りました。
今回の貴投稿、興味深く拝見しております。ありがとうございました。
付け焼刃の、秋山郷の地理ですので、ほんとかな?のスタンスで読んでいただければ幸甚です。
私もいつも興味深く拝見しています。剣岳の岸壁。凄いですね。あれも地滑り地形でしょうかね。
今後とも宜しくお願いします。
栗駒山の剣岳は、私の勝手な推測では
栗駒山の北麓に広がる須川高原を巨大な爆裂火口(カルデラ?)と見立てた場合、
その中に噴出した中央火口丘だと思います。岩壁は浸食の結果だと思います。
ところでアバランチシュートですが、
栗駒山のすぐ西に聳える古い火山(?)吹突岳の皆瀬川の岸にそれらしきものがあります。
↓ブログの下から四段目ですが、名前はありません。
https://blog.goo.ne.jp/mouura2/e/82c9c99c05f009814b37aa5cfa948112
これはアバランチシュートでしょうか。
答えになってなくてスミマセン。