- 佐潟に行く度、気になっていた標識がある。
いつか寄ってみようと思ってはいたが、そんなに標高が高い場所でなし、あまり期待はしていなかった。
ちょっと時間が空いたので、何処へ行こうか、最近佐潟へ行ってないな、などと考えていて此処を思い出した。
佐潟の駐車場に車置け、という指示なので、いつもパスしてきたのだ。
駐車場を出て、左へ。新潟中心部方向に少し戻る。
この看板を過ぎてすぐの小道の入り口に標識。
そこはもう広大な新潟砂丘の一角。
見晴らしの丘は左へ、の標識があるが、正面に鳥居が。ちょっと寄り道。
(・_・D フムフム
鳥居も潜って奥まで行ったが、これは割愛。
見晴らしの丘へ。
標識に従って進む。もっと近くかと思っていたが、そこそこ歩く。
角田山
小高い丘の上に何か建ってる。あれかな?
登り口着。こうしたところの看板は、大抵クマ注意だが、弥彦角田にはクマはいない。
階段から見上げると
思っていたより素朴な作り。 これは雨降ったらだだ漏れだな。まあ、雨の日に来るところじゃないか。
だが、登り着いて目を見張った。
なんだこれは!?
凄くクオリティーの高い、手書きの展望図。
1点ほぼ360度。越後山脈と三国山脈と佐渡を体の向きを変えるだけで一望出来る。こんな場所って他に知らない。もっと早く知っていれば。
磐梯山だって見えそう。
展望図には描かれてないが、白髭山の左のピークと重なるように見えるはず。
勿論燧ヶ岳も。
なんと、至仏山!?
細かすぎ。なんという労作。これに比べたら、僕の名前入り写真て、なんて安直な。
作成したのはこの方。脱帽です。
佐渡
遠望の効く日に来なきゃ。
ここなら星系写真もいいかも。
小箱があり、雑記帳とパンフが入っていた。
新潟砂丘遊々会。知らなかった。もっと宣伝したほうがいいかもですよ。
遠望効かないのになんだかんだと30分。そろそろ行かないと。
気になる樹、が気になるので、そちらに進んでみるがやはりタイムリミット。またの機会に。
そこから見る見晴らしの丘。展望台がある場所より、左の方に木々が伐採された高い場所がある。
ここが52.1m三角点か?たったこれだけの移動距離でも、磐梯山の見え方は変わる。確かめなきゃ。
佐潟に戻り、夕景を一枚だけ。
暑いのはもう”よっぱら”だが、山々がくっきり見えるようになるフェーン現象は期待してる。でも、そういう台風のコースは沖縄や九州に甚大な被害をもたらすし。近年の日本の気候は過激で、それを期待してるなんて、あまりに不謹慎極まりない、よな。
終
極一部だけを描くんなら、自分でもできそうな気はするんですが、360度を、全体のバランスを考えて描くってのは、この方、只者ではないですね。
新潟砂丘遊々会の正会員は気が引けますが、賛助会員くらいには入れていただおうかなって思ってます。
丁寧に書かれているだけでなく、写真のように正確なんですね。
屋根は雨が降ればダダ洩れでも、これだけのパノラマが見られるのはすごいです。
百聞は一見に如かずでしたね。
至仏山まで見えるとは驚きです。
もっと多くの人に知ってもらえればいいですね(^_-)-☆