国道7号から290号経由で関川村へ。
まずは下の案内図中央の左岸下流公園からダムを見上げる。
他に誰もいなかったらイヤだなと思っていたが、シートを広げてお昼を食べてるご夫婦とワンちゃん。ちょっと安心したが、では、この先着のご夫婦は、まったく熊を怖がってないのかな?
僕は、何か音鳴らさなきゃと、スマホに録音した、ジョニ・ミッチェルの「Case of you」などを鳴らしながら。
発電用水路
ダムについて、ほとんど知らなかった頃は、あの巨体に溜められた大量の水を豪快に落下させて発電する、といった、漠然としたイメージしか持っていなかったので、写真のような導管が発電用だと知った時には、こんな細い?導管の中を流れる少量の水だけなのか?と、もの凄くがっかりした気分になったのを覚えている。
原発を使い続けると言うけれど、ひどく単純な思いつきだけど、全ての発電用ダムにもう1本の導管と、もう1機の発電所を建設したら、単純に発電量を倍にできるんじゃないか???原発を維持管理、新設・廃炉していくよりずっと安上がりなんじゃないか???すっごいシロート考えと笑われそうだけど💦
ではダムの上に向かう。
途中の赤い構造物。
前述の発電用水路から、発電所へ向かう導管
定型の許可証。何かの参考に、と撮った写真だが、PC上に表示してみたら、思わず目が点に。
イブリサシ国有林って?
朳差=エブリサシ。
新潟県はイとエがひっくり返る。それは文字として書く時も。わかっていたが、こんな正式な許可証においても、ひっくり返っているなんて。
トイレのある広場から大石ダムを。
管理棟脇に駐車。
この道をさらに進むと、朳差岳の登山道となる。
逆光にキラキラ輝く、おおいし湖の湖面。奥の山は立派だが、地理院地図に名前の記載はない。
少し進むと、さらに奥の山が顔をだす。
最奥が西俣トンネル入り口。その上に展望台がある。行ってみたい。
行ってみたいんだが、熊が怖い。この先を進む人は誰もいない。以前来た時は熊が出るかもなんて微塵も思ってなくて、トンネルの向こうまで行ったものだが、最近の熊の出没は尋常じゃない。他に人がいないと怖くて進めない。
いや、たとえ人が多かったとしても、乗鞍岳の畳平の例もある。用心用心。
管理棟から先に進む道の先に、彫刻公園などがあるが、これも怖くて進めなかった。💦
ダムカードより
「6月中旬から9月末までの期間、洪水に備えて水位を約30m低下させ、7月くらいまでは他のダムと同様に茶色の地肌が見られるが、その後は自然と植物が生え、ダム湖にグリーンベルトが出現する。これは、全国的に非常に珍しい現象で注目を集めている。」んだそうだ。
かろうじて見られた。
ダムの途中くらいまで来ると、
ここが、大石ダムからの山岳展望のハイライト。
今はGIMPで名前入れしてるが、相変わらず縦書きフォント使えない。
どうしたら、@の付いた縦書きフォント組み込める?
新潟100名山・越後百山の朳差岳
新潟100名山・越後百山の大境山
ダムをさらに進めば、越後百山の立烏帽子や葡萄鼻山も見える?んだが、ここまで。
下流方向を覗きながら戻る。
利水用の放流。(だと思う)
左岸下流公園
トイレのある広場に車2台。他に人がいると安心感があるなぁ。
終。
近くで見たらすごいんだろうなぁダムって
見た事があまりないからここでいつも見させて頂いています。
湖の水面がキラキラ
この時期、本来は寒いのかな?
私はまだ半袖です。
またお邪魔しますね
ダムの湖面は流れが無いので、とても穏やかで、逆光の時間帯はキラキラ輝いて、それは綺麗です。
大きなダムは観光目的もあり、ダムの上に簡単に立つことができますよ。
車で駐車場まで行けば、絶景はすぐそこです。
写真なんかより、ずっと感動的です。ぜひ!
前者の場合、発電容量を増やすには他の利水容量を減らすことになるので需要がなくなった等の要因がないと無理。
一方、後者については利水向けの放流量は決まっているので簡単に発電量は増やせません。
さらに仮に発電量を増量できるとしても、水圧鉄管の増設には堤体を新たに掘削する必要があり、実はこれにはダムを新しく作るのに匹敵するほどのコストがかかります。
全国のダムすべからく発電所を新設、または増設するというのは「広く薄く」ということになりますが、コストとリターンを考えれば経済的ではないんです。
勉強になります。
ただ、不祥事続きの柏崎刈羽原発を見てると、これからも原発に頼って生きてかなきゃならんのかと怒りにも似た感情が沸き上がります。ダムを始めとした再生可能エネルギーにもっと本腰を入れてもらいたいと、切に願うのであります。